異性

角田光代

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309021041
ISBN 10 : 4309021042
フォーマット
出版社
発行年月
2012年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
235p 19cm(B6)

内容詳細

好きだから許せる? 好きだけど許せない? 男と女は互いにひかれあいながら、どうしてわかりあえないのか。カクちゃん&ほむほむが、男と女についてとことん考えた、恋愛考察エッセイ。

【著者紹介】
角田光代 : 1967年、神奈川県生まれ。小説家。90年「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞、96年『まどろむ夜のUFO』で野間文芸新人賞、2003年『空中庭園』で婦人公論文芸賞、05年『対岸の彼女』で直木賞、06年「ロック母」で川端康成文学賞、07年『八日目の蝉』で中央公論文芸賞、11年『ツリーハウス』で伊藤整文学賞を受賞

穂村弘 : 1962年、北海道生まれ。歌人。2008年『短歌の友人』で伊藤整文学賞、「楽しい一日」で短歌研究賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ヴェネツィア さん

    角田光代さんと穂村弘さんによるエッセイのキャッチボール。角田さんが投げて、それを受け止めた穂村さんが投げ返す。これが12回。回数からして月刊誌に連載されていたのだろう。企画としては、なかなか面白そうなのだが、結果的にはあまり成功したとは言い難い。角田さんの小説はよく知らないのだが、少なくてもここでは真面目に語りすぎるのだ。そのために穂村さんも真面目に答えてしまうために、彼の逸脱した本領を発揮できないのだ。時々、彼は変化球を要請したりもするのだが、返ってくるのはまたしても真面目一方の直球、といった繰り返し。

  • めろんラブ  さん

    男と女の間には深くて暗い川がある〜♪(「黒の舟唄」より)。読後、この激シブ名曲が脳内ヘビロテにw穂村弘・角田光代によるリレーエッセイで明らかになるのは、(主に恋愛における)男女間の埋めがたい溝。心の動きを言葉で表す術に長けた御二人ならではの丁々発止が楽しい。哲学的な深みに差し掛かりつつ軽みに戻るらせん状のやり取りに、直線では語り得ない人間模様を透かし見た思い。角田さんが女性代表然と語るのはさほど気にならないのに、穂村氏が男性代表の如き振る舞いを見せると苦笑がこみ上げてしまうのは何故か。ごめん、ほむほむ。

  • みゃーこ さん

    異性についてとことん考えた、角田さんとホムラさんの恋愛考察エッセイ。 これ最初読み始めた時は軽い気持ちで読んだんだけど意外に目からうろこですごく面白くって深かった。どんどん深い哲学的な話になっていくからさすが作家さんだな〜と思う。こういうふうに一つ一つどんなことでも感じたことに疑問符をつけ言語化していく作業を繰り返すうちに一つの理解に辿りついていく過程がめちゃめちゃおもろい!一口に男と女の常識と言っても「男から見た男」「男から見た女」「女から見た男」「女から見た女」で世界が全く別の見え方なんだ。今まで疑問

  • 風眠 さん

    角田女史と穂村氏の視点で、男と女について書かれたエッセイ集。同じテーマでも、2人の着眼点の違いが非常に面白い。サラッと読みやすい文章で、くすくす笑ってしまうような親しみある雰囲気だけれど、いやいやこれが、意外と深いことを書いておられる。穂村氏の「女性の恋愛は長編劇画で、男性の恋愛は四コマ漫画」という言葉に、妙に納得してしまった。それにしてもこのコンビは面白い。そして多分…2人とも恋愛下手人間なんだろうな(笑)読むととりあえず、なんか大丈夫!という気分になれる一冊。

  • ❁かな❁ さん

    お気に入りのほむほむと角田光代さんの恋愛考察エッセイ♡往復書簡形式で綴られています!男女の考え方の違いなどがわかり、面白かったです*「好きと言うハードル」「もてる人には”スペース”がある」「女は変化をおそれ、男は固定をおそれる?」「おれがいないとダメな女、おれなんかにはもったいない女」など色々、興味深くて一気読み♪お二人が真剣に語って下さっていて、それぞれの章で男女の違いがわかり、「うん!うん!わかるー!」ってことや「そうなんだぁ!」ってことなど書かれていて勉強になりました(笑)

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角田光代

1967年神奈川県生まれ。90年「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。96年『まどろむ夜のUFO』で野間文芸新人賞、2003年『空中庭園』で婦人公論文芸賞、05年『対岸の彼女』で直木賞、06年「ロック母」で川端康成文学賞、07年『八日目の〓』で中央公論文芸賞、11年『ツリーハウス』で伊藤整

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