極夜行

角幡唯介

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163907987
ISBN 10 : 416390798X
フォーマット
出版社
発行年月
2018年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
333p;20

内容詳細

ひとり極夜を旅して、四ヵ月ぶりに太陽を見た。まったく、すべてが想定外だった―。太陽が昇らない冬の北極を、一頭の犬とともに命懸けで体感した探検家の記録。

目次 : 東京医科歯科大学附属病院分娩室/ 最北の村/ 風の巨瀑/ ポラリス神の発見/ 闇迷路/ 笑う月/ 極夜の内院/ 浮遊発光体との遭遇/ 曙光/ 極夜の延長戦/ 太陽

【著者紹介】
角幡唯介 : ノンフィクション作家、探検家。1976年、北海道芦別市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。同大探検部OB。2002年〜03年冬に、長い間「謎の峡谷」と呼ばれていたチベット、ヤル・ツアンポー峡谷を単独で探検し、空白部を踏査した。03年に朝日新聞社に入社、08年に退職後、ネパール雪男捜索隊に参加する。09年冬、再び単独でツアンポーの探検に向かい、二度のツアンポー探検を描いた『空白の五マイル』で10年に開高健ノンフィクション賞、11年に大宅壮一ノンフィクション賞、梅棹忠夫・山と探検文学賞を受賞した。次作の『雪男は向こうからやって来た』は12年に新田次郎文学賞受賞。『アグルーカの行方』は13年に講談社ノンフィクション賞受賞。『探検家の日々本本』で15年に毎日出版文化賞書評賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • starbro さん

    本屋大賞 ノンフィクション本大賞受賞作ということで読みました。角幡 唯介、初読です。極寒の暗闇の世界の冒険行、未知の世界に引摺り込まれました。地下室でも体調は悪くなりますが、極夜とは想像を絶する世界です。著者の経歴をみたら早大冒険部(探検部)OBでした。http://wasedatanken.com/ https://japanlocal358.com/waseda-tanken-kamchatka/#toc1 著者の他の作品も読んでみたいと思います。 私は無神論者ですが、信仰するとしたら太陽神ラーです。

  • 鉄之助 さん

    自分も、本当の太陽を見ていない、と思った。北極圏に近い高緯度の真の闇「極夜の極夜」を体験はできないが、想像はできた。また、太陽が存在しない環境では、「極夜病」という病があることも知って驚き。太陽のかけがえのなさを、改めて知らされた。

  • 文庫フリーク@灯れ松明の火(微速前進中) さん

    【本屋大賞ノンフィクション本大賞受賞作】東野圭吾さん小説に『白夜行』という作品がある。白夜の対義語が【極夜】公転軌道に対する地球の自転軸の傾きにより、薄明か太陽が沈んだ状態が続く現象で北極・南極の極地で起こる。その暗闇に閉ざされた世界を80日間、100キロ近い重量の橇2台を引いて探検した角幡唯介氏と1匹の犬・ウヤミリックによるノンフィクション。4年の歳月をかけた旅の準備、その要たる先行地へ配置したデポ(食糧や燃料など)を白熊に襲撃され、灯油や一部の装備以外消滅した出発前の4月。そして12月グリーンランド→

  • sea&pink(しーぴん) さん

    私はこの本を読みたくて読んだのではなかった。探検記なんて全く興味ないし、終始闇夜で終わる1冊なんて暗くて辛いだけだろうと。大賞をとった本という事で半ば義務のように読み始めた生半可な気持ちが読み始めてすぐに引きずり込まれた。そういえば私は極夜の何を知っていたんだろう。白夜の方はイメージがわくのに。24時間、数カ月太陽が現れないことの意味をここまで考えたことがなかった。明日になったら朝がくる、夜になったら一日が終わる、そんな当然のことが無化される極夜。物の輪郭がなくなり、時間、未来の概念も闇の中では消える。→

  • 修一郎 さん

    暗いのが全くもって苦手,なので厳寒の極夜行なんてのはあの世を踏破行しようというイメージだ。文字通り何度も死にかけるサバイバル行なのに,星座に妄想してみたり詳細な記録を後世に残そうとしたりするタフなメンタルとシステムの外に出たい!というワイルドな志に敬服した。ウヤミリック,写真で見るといい顔してんじゃん!きっと腸内細菌みっちりの良質の栄養を摂っているからだ。極夜行クライマックスでの靄に浮かぶ極夜明けの幻想的な太陽を写真で見た。これを見るために4年かけて旅してきたのか,と感動だ。命がけの極地踏破記,圧巻です。

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