万葉集 ビギナーズ・クラシックス 角川ソフィア文庫

角川書店・編

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784043574063
ISBN 10 : 4043574061
フォーマット
出版社
発行年月
2001年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,254p

内容詳細

さまざまな階層の人々が自らの心を歌ったわが国最古の歌集「万葉集」から名歌約140首を選び丁寧に解説。参考歌を含めて約200首を収録。参考情報を付しながら、歌に託した万葉人のさまざまな思いがよくわかるように構成。原文も現代語訳も総ルビ付きで、朗読にも最適。

目次 : 早春の妻問い―篭もよみ篭持ち/ 潮満ちて―熟田津に船乗りせむと/ 大和三山の妻争い―香具山は畝傍ををしと/ 春秋の優劣―冬こもり春さり来れば/ 三輪山との別れ―三輪山をしかも隠すか/ 額田大王と大海人皇子―あかねさす紫野行き/ 初夏の香具山―春過ぎて夏来るらし/ 近江荒都―楽浪の志賀の唐崎/ 古き都―古の人に我れあれや/ 玉裳の裾―嗚呼見の浦に舟乗りすらむ〔ほか〕

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ヴェルナーの日記 さん

    万葉集の原文は、”万葉仮名“で表記されて、この時代(舒明天皇の時代〈629〜641〉から天平宝字3年〈759〉までの詩が収められている)は、母音が現在の5音でなく、8音だった(イ音・エ音・オ音が2つずつあった)ことが万葉集を詳細に調べることで判明している。また、枕詞や序詞・掛詞などが使われていて、日本独自の言葉遊び的な修辞法が見られるのが興味深い。本書はビギナー向けなので、代表的な詩だけでまとめられている。

  • Gotoran さん

    謂わずと知れた日本最古の歌集『万葉集』(天皇、貴族、下級官人、防人、詠み人知れずなど、様々な人々が詠んだ約4500首)から140首を選び、原文、口語訳とその意味合い、歌の技巧、時代背景や人間関係等を丁寧に解説。更には要所要所に挿入された写真、イラスト、コラムの挿話も有難い。副題“ビギナーズクラシック"の名の通り、私のような万葉集初心者に最適。人を愛し、死者を悼み、自然を慈しんだ万葉人。1300年以上前の遥か彼方の万葉人が、歌に託した思いは、現代人の心にも通じる普遍的な心情に他ならない。

  • 藤森かつき(Katsuki Fujimori) さん

    万葉集の入門書で、古来とくに親しまれた約百四十首が選ばれている。令和の元となった梅花の宴の序文も一部紹介されている。馴染み深い持統天皇の句は、万葉集では少し違っていて不思議に思ったが、百人一首に採られた際に、なめらかで優美なものに変えられたとのことで成る程と思った。歌を追って行くと、当時の歴史の流れが自然に見えてくるのが面白い。日本には固有の文字がなかったため、万葉集は中国から漢字を借りて「万葉仮名」で書かれたというから、原文のままでは歯が立たないなぁ。それと古代日本語には母音が八つあったと聞いて驚いた。

  • しゅてふぁん さん

    再読。前に読んだときよりも内容が頭に入ってきたような気がする。お気に入りは『多摩川に曝(さら)す手作 さらさらに 何ぞこの児のここだ愛(かな)しき/3373東歌』。‘さ’音と‘こ’音が絶妙に繰り返されていて、何度も口ずさみたくなる。‘どうしてこの子はこんなにかわいいんだろう’という詠み手の心が溢れ出してきていて素敵!あーーー、もうこの歌大好きだー(*ノωノ)

  • 佐島楓 さん

    レポート用読書。日本文学を専攻しなかったらおそらく読んでいなかっただろう。しかし全首読もうと思ったら大変だ(この本は一部抜粋)。

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