文明の敵・民主主義 危機の政治哲学

西部邁

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784788711662
ISBN 10 : 4788711664
フォーマット
出版社
発行年月
2011年11月
日本
追加情報
:
20cm,305p

内容詳細

「多数性」を金科玉条とし、国家破壊の「改革」を手放しで礼賛してきた日本に危機が迫る。「大衆の支配」に屈した我らの未来に希望はあるのか。戦後日本の歩みに警鐘を鳴らし続けてきた思想家が、この難問に挑む。

【著者紹介】
西部邁 : 1939年3月15日生まれ、北海道出身。東京大学経済学部卒。東京大学教養学部教授を経て94年から2005年3月まで雑誌「発言者」主幹。現在、評論家、隔月刊誌「表現者」顧問。『経済倫理学序説』(1983年、中央公論社)で吉野作造賞、『生まじめな戯れ―価値相対主義との闘い』(84年、筑摩書房)でサントリー学芸賞を受賞。94年、著作・言論活動に対して第8回正論大賞を受賞。2009年、芸術選奨文部科学大臣賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ななっち さん

    西部先生の挑発的な論点には常に考えさせられることが多い。民主主義を絶対に正しいと疑わないことに対する、私たちの驕りを真正保守の立場から問いかけています。また今度話を伺えるのが楽しみです。

  • 金北山の麓に生まれ育って さん

    「資本主義に出口〜 (荒谷)」を読み、西部邁はロックに言及してたがどうだったかなと手に取った、病気した後の著作なのか少々迫力がなかった。西部はロック→ルソーで荒谷氏のロック←→ルソーの構図じゃなかった(記憶間違ってなく安心)。論壇デビュー当時は愛読者だったので飛ばし読みだが「変わらない、流石」という感想。保守主義には大賛成だが「伝統」なんて西部自身は本当は信じてない信じられない、その不安定さ心の揺らぎが若い頃は魅力だった、吉本隆明に対談で保守主義をぶったら「(本気ですか)」とスパッと指摘されたと記憶してる

  • くらひで さん

    第1章は、政治史・政治哲学の観点から、現代の民主主義を批判するが、表現的には難解。第2章以降は、著者独自の視点からの大衆論・メディア論を批判的に展開する。敗戦後、米国の実験的な政治・社会体制を疑いもなく飲み込んで発展させてきた”左翼的・急進的”思想と、それを広く大衆に刷り込んだメディアを痛烈に批判する。憲法論議が活発な昨今、日本の歴史・文化・慣習を見直し、日本のよさを再認識し、国際関係の中での日本の立ち位置や戦略を考えるということは重要だろう。ただ、後段の議論があまりなされていない点が、いささか不満だ。

  • 双海(ふたみ) さん

    なるほどなぁ・・・。

  • 在我壷中 さん

    戦後我が国民主主義には『恍惚の経済政策』『社会・教育の荒廃』『文明の没落』と。民主主義『選挙』『多数決』と。民主主義は『正義』?高々多数決!と。日本一の山は間違いなく富士山であり誰もが、世界が認めるところ、高くて美しい!と。富士(一位)と北岳(二位)では約五百b)の差なのです。二位と三位を知るものは稀かと、北岳であり奥穂高なのです。高々9メートル差しかないのでした。現状我が国民主主義には一位無き、そうです、高々数b、数pの違いしか無き多数決の結果の民主主義二位で三位であり四、五位でしかないのでしょう。

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西部邁

1939年、北海道生まれ。思想家。東京大学教授、秀明大学教授・学頭、雑誌「発言者」主幹、「表現者」顧問を歴任。著書に『経済倫理学序説』(吉野作造賞)、『生まじめな戯れ 価値相対主義との闘い』(サントリー学芸賞)、『サンチョ・キホーテの旅』(芸術選奨文部科学大臣賞)、『ファシスタたらんとした者』ほか多

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  • 作成者:望月ハルヒさん