あらがうドラマ 「わたし」とつながる物語

西森路代

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784909926432
ISBN 10 : 4909926437
フォーマット
発行年月
2025年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
確実に帯が付いた状態での出荷、また初版など版のご指定はお約束しておりません。

内容詳細

●ままならない日常に抗い、ともに生きていくために。今見るべきドラマがここにある! 

●日本のみならず、香港や台湾、韓国のドラマや映画などといったエンターテイメントについて様々な媒体で執筆する西森路代が、日々目まぐるしく変化する価値観や社会のあり方を敏感に捉えた日本のテレビドラマの中から23作品を厳選し、様々な切り口から書き尽くした一冊。本書が生まれるきっかけにもなった、2024年話題沸騰の連続テレビ小説『虎に翼』の脚本家、吉田恵里香さんとの特別対談も収録!

●今の現状を打破しようと「抗っている」ドラマばかりになっていた。
「日本のドラマはつまらない」と言う話をよく聞く。特に私は韓国について書く仕事も多いため、「韓国ではあんなに社会を映しているのに‥‥」と比較して言われることもある。日本のドラマには、政治を描いたものは少ないかもしれないが、社会やフェミニズムを描いたものはたくさんある。日本で見るべきドラマを探していた人にうまくその魅力を伝えられずにいたが、『虎に翼』で関心を持った人に、ほかにもこんなドラマがあるということを知ってもらいたいと思ったことや、日本のドラマに関心がある人と、その良さをもっと共有したいと思ったことが、この本を書いたきっかけだ。書き終わってみると、取り上げたドラマたちは、今の現状を打破しようと「抗っている」ドラマばかりになっていた。(本書「まえがき」より)

●公式サイトでは本書で扱うテーマとドラマを一挙ご紹介! 視聴できる動画配信サービスへのリンク付き!

■組織と労働
『逃げるは恥だが役に立つ』『獣になれない私たち』『わたし、定時で帰ります。』『エルピス ―希望、あるいは災い―』

■恋愛の現在地
『妖怪シェアハウス』『恋せぬふたり』『伊藤くんAtoE』『こっち向いてよ向井くん』

■生殖
『大奥 Season1』『燕は戻ってこない』『透明なゆりかご』

■性加害
『問題のあるレストラン』『SHUT UP』『フェンス』『ファーストラヴ』

■たたみゆく暮らし
『団地のふたり』『阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし』『一橋桐子の犯罪日記』

■出会いと分岐点
『MIU404』『本気のしるし』『宇宙を駆けるよだか』『宙わたる教室』

■虎に翼
『虎に翼』

【著者紹介】
西森路代 : 愛媛県生まれ。地元テレビ局、派遣社員、編集プロダクション勤務、ラジオディレクターを経てフリーライターに。主な仕事分野は、韓国映画、日本のテレビ・映画に関するインタビュー、コラムや批評など。2016年から4年間、ギャラクシー賞テレビ部門の選奨委員も務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • mike さん

    日本に蔓延る社会問題にNOを突き付け抗うドラマを考察している。ちょっと前まで韓ドラに押されて日本ドラマはつまらないって言われてた。でも近年は脚本も役者もいいしテーマが明確でとても良質なものが多いと思う。この中でも取り上げている「大奥season1」「透明なゆりかご」「宙わたる教室」等とても素晴らしかった。ルッキズムに視点を当てた「宇宙を駆けるよだか」は観てないけどすごく興味がある。

  • セシルの夕陽 さん

    ドラマ考察! 連ドラも趣味のひとつの私はとても面白く読んだ。著者は日本と韓国ドラマ、映画のフリーライター。韓流ドラマは観ないけど、日本ドラマとの違いにも触れていて納得感も得られた。『MIU404』『宙わたる教室』『大奥(NHK)』『逃げ恥』『エルピス』『燕は戻ってこない』『透明なゆりかご』『団地のふたり』『こっちを向いてよ向井くん』など、私が好きなドラマ話に舌鼓♡ あらがうのは男性優位社会やルッキズム。別に輝かなくても生きてていいじゃない思考も推している。今期クールドラマスタート時期に読めて良かった!

  • アメジスト さん

    フェミニズムの観点から2015〜2024のドラマ作品を語る。この期間に限らず、筆者が子どもの頃からみていたものまで引き合いに出すのでたいへんな数。しかもどれもきっちり分析・分類されていて社会学者ばり。サブタイトルどおり「わたし」とつなげての問題提起でほぼ納得。主軸とは離れるが『虎に翼』の脚本家:吉田恵里香氏との対談。視聴者側の経済格差の話が興味深かった。配信サービス頼りの目線ではダメ。録画できないからリアタイしかないとか有料配信使えないとかも割と多い。この時代、どんな層へむけて作るのか逆に悩ましいのかも。

  • ヒヨドリスキ さん

    ここ10年程のドラマをフェミニズム観点から批評している。「獣なれ」「透明なゆりかご」「問題のあるレストラン」「エルピス」「虎に翼」等々リアルタイムでも見たけれど改めて性的な役割を背負わされた女性達が色々と闘って当たり前を勝ち取ってきた事の意味を考えさせられた。まだまだ日本にも骨太なドラマ有りますよー。面白くて一気読みでした。

  • 二人娘の父 さん

    読みながらつくづく思ったのは、日本のテレビ局への不信感の大きさである。「あらがう」をキーワードに近年の日本ドラマが語られるが、正直、ほとんど作品を見ていない。「虎に翼」も残り数週で止まったままだ。フジテレビの実態は思春期を「楽しくなければテレビじゃない」というムーブに毒された過去を思い出して辛くなる。もちろん「フェンス」のような画期的な作品もあるが、制作はWOWOWである。今期の大河ドラマも吉原を消費する視点が、耐えられない。西森さんの希望が実ることを祈るしかない、というのが正直な感想だ。

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