西村 朗(1953-2023) レビュー一覧
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投稿日:2014/09/12
西村作品をお手軽に聞ける最良の1枚です。3部作最後の「光のマントラ」はついに女声合唱を投入して描く絢爛豪華な音響世界の集大成的作品です。氏の作品はだいたい20分くらいですが、この「光のマントラ」は30分もかけており、中だるみや希薄さを感じるときが多々あります。1ファンである私でもなかなか手に取る機会の少ない作品です。そういえば、あの「光の雅歌」という本では3部作という言い方をしていませんでした。その一方で「太陽の臍」は傑作です。再録される当盤が出るまで、以前に収録されていたCDを手に入れる為、ありとあらゆる所へ問い合わせ、メーカーであるカメラータトウキョウまで問い合わせても手に入らなかった思い出があります。冒頭の緊張感からさまざまな音響のドラマ、篳篥のもつエネルギー、聞いていて飽きのこない20分が過ごせます。宇宙や地球の創成が裏テーマであるそうですが、それを意識して聞いても面白いです(意識しなくても面白いです)。篳篥=人間、木管=他の生命…、それらが織りなすヘテロフォニー。現代音楽における実験的な音響は、ある意味でそれぞれ独立しており、音響そのものを表現することが目的になってしまっている作品が多々あります。音響それ自体に物語性を盛り込み、連続性を持たせて統一感のある作品を仕上げたことに、この作品は価値があると思いますし、時代を経ても色あせない魅力が存在するのだと思います。初期西村作品で「2台のピアノと管弦楽のヘテロフォニー」と双璧をなす傑作です。なお、ブックレットに追記された自身の説明は蛇足に感じます。余録の「タパス」もファゴットの妙技とリズムの祭典的作品で聞き手を飽きさせません。
Tantaky さん
投稿日:2014/09/10
個人的なことですが、私がこのCDを注文したのは2011年3月11日でした。テレビ画面から流れる膨大な非日常が、この曲を欲した理由です。演奏自体は2007年の「西村朗の宇宙」という演奏会のFM音源があったので聞いたことはありました。軋む旋律と陰りを帯びた西村トーンの織り成す音風景は「生の残光、アフターグロウ」そのものです。初期のはちきれんばかりの光彩を放った音響的音楽の西村作品でもなく、現在のアジア的で旋律も聞きやすい西村作品にもない、世紀末のこの1時期しかない作品です。西村朗の代表作と言っていいと思います
Tantaky さん
投稿日:2014/09/08
冒頭を聞いた瞬間、なんてきれいな曲なんだろうか!と驚き、飽きれました。そこから続く音楽は、西村技法が至る所で展開され、お腹いっぱいになるほどオーケストラが鳴り響きます、が、やっぱり同じような音楽が続いていきます。40分くらい。いくつかの場面では特殊な奏法により「はっ」とさせられますが、最大の山場である「破」で相変わらずの西村ワールドが展開されます。全体的に、ファンとしては幸福な時間が過ごせるのですが、そうでない人には似たような音楽がだらだらと垂れ流しにされる、というまさに退屈な時間が過ごせます。レコ芸で長木氏が「天国的な長さ」と評しました。これはやはり、舞を付けた形でのDVDを出すしかないんじゃないでしょうか!
Tantaky さん
投稿日:2014/09/08
昨年は西村朗のCDが3枚も出て欣快の至りでした。東京シンフォニエッタのシリーズ、前作はぱっとしませんでしたがこの2作目は当たりでした。個人的にギターという楽器は好きではないのですが、このギター協奏曲「天女散花」は好きです。こんなにきれいで儚い曲が「現代」音楽に許されていいのだろうか、とも思いますが。併録の「ヴィシュヌの臍」は逆にリズミックでダークな1面をのぞかせます。このCDは広くおすすめできます。特に、疲れて一人でいたいが無音では寂しい時…そんな時にいいかと思います。
Tantaky さん
投稿日:2011/07/12
いまやN響アワーの顔である西村朗。 テレビで見る柔和な人柄からは想像しにくいが、音楽はとても熱い。 音楽で光や色彩は表現されていても、これほどまでに温度を感じさせる作曲家はかつていなかったのではないか? 東南アジアのもつ熱さ、頭上からも大地からも沸き上がるエネルギーを音楽に感じる。 ある種ガムランが持つようなトランスを引き起こすような強烈さを持った強い音楽だ。 しかもそれらはけして騒々しいものではないのにこれだけの強い印象を与えるのだからすごい。 曲を聴いてから作曲家による解説を読んだが、作曲の意図が聴く人に明確に伝わっていることが確認できた。 『太陽の臍』では篳篥が雅楽の曲で響かせるときの音よりも何倍も力強く聴こえ、楽器としてはいわば兄弟である中近東のチャルメラのように聴こえた。 彼の音楽はアジアの音楽語法の流れを見事にくみこんだ稀有なものといえるのではないか。
ユローヂィヴィ さん
投稿日:2011/02/05
耳順う、ですね。
四郎右衛門 さん
投稿日:2011/02/04
絢爛たる音宇宙ですが、私的感想は「現代音楽は小編成に限る」です。独奏から四重奏まで。(或はピアノ五重奏くらいでしょうか。) NMD,Arditti SQ,が最高。 ― Sun Ra Arkestra も過去の者だし。 ― 原曲に就ては関心が無く調べていませんので判りませんが、「序」「破」と来て「急」が無い故か、何か尻切れの様な物足りなさも感じます。マリンバがガムランを思わせる所も戴けません。
四郎右衛門 さん
投稿日:2011/02/04
日本的或アジア的旋律が貌を覗かせる所が琴線に触れます。少しの湿り気がいい。
四郎右衛門 さん
投稿日:2010/12/30
凄い。曲の配列がまた絶妙。
四郎右衛門 さん
投稿日:2010/09/15
西村朗の作品としては特に聴き易い部類に入る音楽家かと思う。現代音楽と縁遠い方にも是非聴いていただきたい。
たりん さん
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ありがとうございました
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