基本情報
内容詳細
ジャンルを越え、小説の面白さをとことんまで追求した画期的アンソロジー。
第12回配本となる第7巻「牙が閃く時」は、西村寿行の動物パニック小説の名作「滅びの笛」を中心に、
心あたたまる友情から戦慄を禁じ得ない極限の対決まで、幅広い分野にわたる動物小説の傑作16編を網羅!
●編集委員/逢坂剛、大沢在昌、北方謙三、船戸与一、夢枕獏
[編集室から]
動物小説の巻である。
一貫して「動物」にこだわり続けた作家は戸川幸夫と椋鳩十の二人くらいか。
ここにパニック小説にくくられていた「滅びの笛」を投入させていただいた。
西村寿行は常に変わり続けた作家であり、どの作品を選ぶか最も悩んだ作家の一人である。
編集委員の方々に解説の希望巻をつのったところ、全員がこの巻を挙げられたことを是非申し添えておきたい。
[収録作]
【長編】
西村寿行「滅びの笛」
【短編】
宮沢賢治「猫の事務所」
岡本綺堂「虎」
椋鳩十「片耳の大シカ
」新田次郎「おとし穴」
戸川幸夫「咬ませ犬」
宇能鴻一郎「鯨神」
豊田有恒「火星で最後の……」
藤原審爾「狼よ、はなやかに翔べ」
井上ひさし「冷し馬」
中島らも「クロウリング・キング・スネイク」
【掌編】
広津和郎「狸」
嵐山光三郎「岡野の蛙」
北杜夫「推奨株」
川田弥一郎「青い軌跡」
星新一「不満」
ユーザーレビュー
読書メーターレビュー
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
KAZOO さん
読了日:2016/05/10
starbro さん
読了日:2016/06/15
sui さん
読了日:2017/07/30
あっちゃん さん
読了日:2021/05/13
ぐうぐう さん
読了日:2016/05/20
(外部サイト)に移動します
人物・団体紹介
西村寿行
1930年、香川県生まれ。旧制中学卒。新聞記者、タクシー運転手など数々の職を経験し、69年「犬鷲―廃屋に光る眼」が第35回オール讀物新人賞佳作となり、作家デビュー。動物小説、社会派ミステリ、アクション小説、バイオレンス小説、パニック小説など多彩な作品を発表し、ベストセラー作家に。ハードロマンと呼ばれ
文芸 に関連する商品情報
-
人気作家17人によるリレーエッセイ『私の身体を生きる』5月24日発売 女性/女性として生きる17人の作家がときにユーモラスに、ときに激しく、かつてない真摯さでつづった、自分と自分の身体の... |2024年04月11日 (木) 00:00
-
【最新】2024年本屋大賞受賞作品決定 全国の書店員が選ぶ「本屋大賞」。2024年本屋大賞結果が4月10日(水)に発表されました!大賞作品は『成瀬は天下を取... |2024年04月10日 (水) 14:00
-
松原タニシ最新刊『松原タニシ怪談集(仮)』6月26日発売 事故物件住みます芸人・松原タニシ最新刊!ベストセラー『事故物件怪談 恐い間取り』シリーズの著者による怪談集。 |2024年04月08日 (月) 00:00
おすすめの商品
商品情報の修正
ログインのうえ、お気づきの点を入力フォームにご記入頂けますと幸いです。確認のうえ情報修正いたします。
このページの商品情報に・・・