消えた時間割 ジュニア文学館

西村友里

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784052046797
ISBN 10 : 405204679X
フォーマット
出版社
発行年月
2018年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
120p;22

内容詳細

クラスで配られる時間割に、墨汁が飛びちった。そんなこと、ちっとも気にしていなかったけど。わたしの時間割にあった、月曜日の「体育 鉄ぼう」。本当に、なくなったんだ。墨汁が消したとおりに。これって、どうぜん…?そうともいえない。だって、クラス中で不思議なことが起こってる!3・4年生から。

【著者紹介】
西村友里 : 京都府生まれ。京都教育大学卒業後、京都市内の小学校に35年間勤務。そのかたわら創作活動をつづけ、児童文学作家に。『たっくんのあさがお』(PHP研究所)で第25回ひろすけ童話賞受賞

大庭賢哉 : 神奈川県生まれ。イラストレーター。児童書の挿し絵、装画など多くの作品を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ☆よいこ さん

    児童書。中学年向き。4年1組の時間割予定表が配られる時、風か吹いて倒れた墨汁で、予定の1部が塗り消された。それぞれの生徒に配られた時間割予定表は、墨汁で塗り消された部分が本当に消えてしまった。「絵の具」が消えたら絵の具がいらない授業に変更。「総合」が消えたら、総合の時間に参加出来なかったり、体育の「鉄棒」が消えたら手首を怪我して体育見学だったりした。1番汚れたプリントをもらったすみれは、金曜日がまるまる塗り潰され、次の月の予定も消えていて…どうやら事故にあったらしいと学校に連絡がきた。大変だ▽面白かった

  • chiaki さん

    こぼれた墨汁で汚れてしまった『時間割予定』。墨の染みで消えてしまった箇所が、本当に消えてしまうという偶然がいくつも重なっていることに、クラス中が騒ぎ出す。そして、それが二百年程前の妙法寺の墨心の言い伝えと被るという偶然にゾッ!ある日、墨汁の染みに纏わるクラスメイトのピンチに立ち向かうべく、みんなの心がひとつにまとまる。はじめは墨で消えることで、嫌なことから逃れられたと喜ぶ姿もあったが、結果、なにものにも変えがたい日常の大切さに気付く。もしなんでも消せる墨があったら自分ならどう使うか、考えてみるのも面白い。

  • のり さん

    クラスに毎週配られる時間割表に墨汁が付くと、本当にその予定がつぶれる…そんな不思議な事が続き、ガッツリ墨汁が付いたスミレちゃんが事故にあったと聞き…。児童書としてとても面白い!みんなの性格や気持ちも、墨心さんの逸話も、だれかに思われ感じる心も、小学生にぜひ読んで欲しい1冊。

  • NakaTaka さん

    教室のロッカーに置かれていた墨汁が溢れて、クラスのほとんどの人の時間割予定表が汚れてしまった。それは突然の強風が関係している?そこから巻き起こった不思議な出来事。学区にあるお寺の言い伝えに関係している?ミステリー仕立てだが、謎の明確な答えは出ないが、クラスの子供たちはまとまっていく。自分ならこの墨汁がほしいか?いらないか?考えてみると面白い。

  • すみっちょ さん

    児童書ですが私は読んでて楽しかったです。爽やかなのに最後はちょっとジーンとしました。小学4年生くらいの子が読んだら共感できる所がたくさんあるんじゃないかな。この作家さんが好きで結構読んでいるのですが、この物語を読んで改めて、今時の小学校のことをよく知っているなぁ、さすがだなぁと思いました。

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