ペリー来航 日本・琉球をゆるがした412日間 中公新書

西川武臣

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784121023803
ISBN 10 : 4121023803
フォーマット
出版社
発行年月
2016年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
176p;18

内容詳細

一八五三年五月、アメリカの東インド艦隊が那覇沖に、七月には浦賀沖に現れ、琉球王国と日本は開国と動乱の時代を迎える。「黒船」見物、琉球調査隊による発砲事件、乗組員の無断上陸、電信機実験など、そのとき多くの人びとが初めて西洋人と西洋文明に遭遇した。翌年の条約締結までの間、何が起こっていたのか。条約交渉過程を追いつつ、黒船絵巻や瓦版、日記などを博捜し、庶民が経験した事件としてのペリー来航を描く。

目次 : 第1章 一九世紀のアメリカと日本/ 第2章 ペリー艦隊、琉球へ/ 第3章 ペリー上陸―浦賀奉行と防衛体制/ 第4章 再来から日米和親条約締結へ/ 第5章 高まる人びとの好奇心―西洋との遭遇/ 第6章 広がるペリー情報―触書・黒船絵巻・瓦版/ 第7章 条約締結後の日本

【著者紹介】
西川武臣 : 1955年愛知県生まれ。明治大学大学院文学研究科史学専攻博士前期課程修了。博士(史学)。専門は日本近世・近代史。現在、横浜開港資料館・横浜都市発展記念館副館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • キック さん

    ペリー来航前後の日本全体の動向を、当時の資料を基に描いた本です。維新政府による幕府ネガティブキャンペーンにまんまと引っ掛かり、「無能な幕府」という決めつけで、必要以上に江戸幕府を貶めている本を散見します。本書はそうした一方的な偏見抜きで、客観的な事実を叙述している姿勢に好感を持ちました。ただ幕府の対応の是非等の論評を避けている点には物足りなさも感じました。欧米列強によるアジア植民地化の流れが強まっていた中で、平和裏に交渉を進めた幕府の対応は、国力差を勘案すると適切だったのではないかと、私は考えています。

  • 曲月斎 さん

    連想したのは中世末期に南蛮船の来航、後期倭寇の存在が近世への序章となったこと。相似形で米艦隊の来航が近世から近代への第一歩となったこと。第2に、異文化との遭遇はこういう対応になるのだろうなぁ、と。というのは実家は横浜。米軍進駐前夜に若い女性は兎も角縁故を頼って疎開、でも闇市での横流し物資の取引で町が潤う、民の竈の煙も立つという経験。そして今、こういう目に見える形での遭遇ではなく、無意識的な侵攻を受けているのかも、とも。ま、こういうことをWeb上に書き込んでいることも一翼なんですが。ワンテーマ新書上々。

  • リードシクティス さん

    まず、ペリーというのはなんとなく太平洋をまっすぐ横断してやって来たと思っていたのだが、大西洋からインド洋経由で来たのだね。日本に来る前に、そのころまだ琉球王国だった沖縄に上陸し、琉米修好条約なるものを結んでいたというのも初めて知った。その後ペリー艦隊は浦賀に現れ、日本と日米和親条約を締結するに至るが、この本で書かれているのは、まだ攘夷の嵐が吹き荒れる前、多くの日本人が初めて西洋の文明を目の当たりにした、驚きと興奮と好奇心の爆発である。このエネルギーがやがて封建体制を壊し、明治維新へとつながっていく。

  • skunk_c さん

    横浜育ちで横浜暮らしとしては、登場する地名がことごとくなじみがあり、その街の興奮のようなものが伝わってきた。瓦版や図版など豊富な史料を利用して、特に庶民の反応や、外交を担当した武士たち、そしてアメリカの水兵などの行動などが生々しい。黒船の上で酔っ払いながらがっついて洋食をむさぼる武士の様子など、想像するだけで楽しい。通説ではアメリカ大統領の国書を広く公開したことが幕末の動乱に繋がるとされているが、同時に文明開化を準備した面もあり、こうした側面から維新を見る視点は新鮮。開港資料館に行きたくなった。

  • 勝浩1958 さん

    1854年に琉米修好条約が結ばれ、アメリカ合衆国は琉球と最初に近代的な条約を結んだ国となったことは、その後の沖縄とアメリカの関係を暗示しているかのようです。条約の内容はまったく違いますが、沖縄とアメリカは切っても切れない関係になってしまいました。これはその時どきの日米双方の為政者のなせる業でしょうか。琉球の民にとっては薩摩藩や清との交流時が一番幸せな期間だったかも知れません。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

哲学・歴史・宗教 に関連する商品情報

おすすめの商品