完本 しなやかな日本列島のつくりかた 藻谷浩介対話集 新潮文庫

藻谷浩介

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784101215914
ISBN 10 : 410121591X
フォーマット
出版社
発行年月
2018年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
496p;16

内容詳細

日本再生の切り札は「現智」=現場の智慧にあり!地域再生の現場を歩き尽くした著者が、現地の人を迎えて行なった13の対話。都市の未来はどこにあるのか。農業や漁業といった第一次産業はどうなるのか。医療は、教育は、インフラは…?悲観論者の空疎な議論を一蹴する、どこまでも実践的で、ヒントと希望が詰まった一冊。『しなやかな日本列島のつくりかた』と『和の国富論』を合本。

目次 : 第1部 町の未来はどこにあるのか(「商店街」は起業家精神を取り戻せるか―新雅史(社会学者)/ 「赤字鉄道」はなぜ廃止してはいけないか―宇都宮浄人(経済学者)/ 「ユーカリが丘」の奇跡―嶋田哲夫(不動産会社社長) ほか)/ 第2部 いまこそ第一次産業を再考する(「農業」再生の鍵は技能にあり―神門善久(農業経済学者)/ 「林業」に学ぶ超長期思考―速水亨(速水林業代表)/ 「漁業」は豊かさを測るモノサシである―濱田武士(漁業経済学者))/ 第3部 アップデートされる暮し(「限界集落」と効率化の罠―山下祐介(社会学者)/ 「医療」は激増する高齢者に対応できるか―村上智彦(医師)/ 「崩壊学級」でリーダーが育つ―菊池省三(元小学校教師) ほか)

【著者紹介】
藻谷浩介 : 1964年山口県生れ。地域エコノミスト。株式会社日本総合研究所主席研究員。平成大合併前の約3200の市町村すべて、海外95カ国を私費で訪問。地域特性を多面的に把握し、地域振興や人口問題に関して精力的に研究・執筆・講演を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • はる坊 さん

    @地域で活躍する賢人の知恵A町、第一次産業、暮らしB住みやすい国にするための知恵を知りたい人向けC地域に根差した様々な分野の専門家の考え方と実際に行なっていることを対談形式にて語っている。以下各項目をまとめたいと思う。 1、商店街→後世に残したい地元のシンボル、若者の起業家精神に期待する 2、鉄道→赤字でも存在することの意義、道路の敷設で得られる経済効果との対比、各国との違い 3、まち→ゆりかごから墓場まで安心してくらせるユーカリが丘の開発、老人と子供が一緒に暮らすことの意義と可能性

  • 雲をみるひと さん

    藻谷氏と社会系各分野で尖った主張をしている人たちとの対談集。読みやすい文章で文庫本としてはかなり厚いが、すっと読めた。強いて言えば筆者の主張が強くで過ぎているが、対談相手が筆者と近い考えを持つ方で固められているのにさほど違和感はない。対談相手も大方、自身の著作があるようなのでそちらもチェックしてみたい。

  • ゆうすけ さん

    もともとソフトカバーで出た『しなやかな〜』は読んでいました。これは文庫化したタイミングで、もう一冊と合本したとてもお得な内容。登場する人たちが有名人というか、どちらかというと地域で地道に活動をしてきた人が多いのに共感できます。ちょっと議論が荒いところもありますが、それでも刺激的な書であることは間違いありません。

  • tecchan さん

    我が国の将来について現場からの視点で様々な提言をしている著者の対談集。対談相手は、商店街、観光、空き家、農業、限界集落、医療、教育など、我が国の大きな課題に、地域で積極的に取り組んでいる12人の活動家。こうした各自の取り組みには、目から鱗の話ばかり。このような人々の活動を見ると我が国も捨てたものではないと感じた。政治家の無能さが最大の課題か。

  • kayaki さん

    街づくりや地域おこしに携わる人なら必読(とわざわざ言わずともすでに読まれているかもしれませんが)、でもそれに携わらない人にとっても、思考力を「しなやか」にしてくれるからやっぱり必読の本です。「赤字鉄道」「B級観光地」「限界ニュータウン」など諸問題は、こういう視点で考えればいいんだ!という風に発想のヒントを与えてくれます。だからすぐ解決できるほど簡単な問題ではないですが、少なくとも悲観を払拭することができるんじゃないだろうか。「地方切捨て」や、ひいては「日本切捨て」は効率がいいという説への反論はここにあり。

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