アドルノ美学解読 崇高概念から現代音楽・アートまで

藤野寛

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784763409102
ISBN 10 : 4763409107
フォーマット
出版社
発行年月
2019年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
256p;21

内容詳細

“崇高”“自然美”“神学・形而上学”“倫理・感性学”“表現と構成”“モンタージュ”“ソーシャリー・エンゲイジド・アート”“不定形音楽”“トータル・セリエリズム以降の音楽”没後50年、多角的な読解を通して析出するアドルノ美学の全体像。

目次 : 第1部 総論―美学、倫理学、形而上学(アドルノにおける¨Asthetik/Ethik/ “我ガ望ミ空シカラマジ”―アドルノの美学における消失点としての形而上学)/ 第2部 モデルネ以降の音楽(表現から構成への移行―一九五八/五九年「美学講義」に見るモデルネ芸術のアポリア/ 自由のイメージとしての不定形音楽/ アドルノの音楽的経験と前衛音楽の音楽思考について―「部分全体」概念を手がかりに)/ 第3部 境界の解れと絡み合い(“モンタージュ”論から見るアドルノ美学―モデルネ芸術と死の原理/ アドルノの美学とソーシャリー・エンゲイジド・アート(SEA)の接続可能性)/ 第4部 風景と崇高(二重化する「風景」とその行方―ヨアヒム・リッターとの比較を通じて/ アドルノと崇高―カントと対照しつつ)

【著者紹介】
西村誠 : 元長野県短期大学准教授。哲学・倫理学。1949年京都市生まれ。1983年京都大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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