20週俳句入門 角川学芸ブックス

藤田湘子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784046212832
ISBN 10 : 4046212837
フォーマット
出版社
発行年月
2010年04月
日本
追加情報
:
19cm,253p

内容詳細

俳句界の重鎮・藤田湘子が、長年の俳句指導から得た4つの基本形式を活用した早期上達法を伝授。全くの初心者でもこの基本形式を活用すれば、20週で確実に俳句が作れるようになる実践書。

【著者紹介】
藤田湘子 : 1926年小田原生れ。「馬醉木」編集長を経て「鷹」主宰。蛇笏賞選考委員、俳句研究賞選考委員などをつとめた。NHK文化講座を担当。2005年没。句集『神楽』により第15回詩歌文学館賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • harass さん

    千野帽子の俳句本でおすすめされていた入門書。まえがきのとおり、通読する。まったくの初心者向けの本であるが著者独自のメソッドとして、最終的に4つになる型を教えて当てはめ、俳句の肝を伝授する。575の短い単語の組み合わせであるが実に多くの配慮があるのに驚く。あらためて手元に置きたい本。「悪い句の見本」として、次の題材をつかうと一気に駄目になるという。・道徳観、倫理観、教訓・理屈、分別臭・風流ぶり、気取り、低劣な擬人法・俗悪な浪花節人情。 著者は雑誌新聞でこれらの句を作る人はゴマンといることを嘆いている。

  • モトラッド さん

    ★★★★☆プレバトでお馴染みの夏井いつき先生が自身の本で、次へのステップアップの為にと紹介していた、本格的俳句入門書。作句に不可欠な内容を20に分け、それらを1週毎に学ぶ構成。初級者から中級者位まで、役立つ情報満載。“四つの型”による実作というメソッドが秀逸です。各週の末尾には有名句が四句ずつ掲載され(計68句)、それを暗誦出来る様になるまで次へ進めない決まり。架空の生徒を設定し、彼らの作句を添削していく中で、読者も学んで行く構成が良かったです。著者が再読を課しており、68句覚えるのと併せて、再勉強です。

  • カーミン さん

    夏井いつきさんの「世界一わかりやすい俳句の授業」の中で紹介されており、本書を購入。「世界一…」よりさらに詳しく初心者向けの俳句の作り方が書かれている。最初は通読、その後ゆっくりと時間をかけて実作しながら読むのに良い書であると思う。一章の最期に<今週の暗唱句>が4句あり、それを暗記するまで次の章に行ってはならない。これはかなり辛いが、それも上達に役立つんだろう。何度も時間をかけて隅から隅まで読み返したい。

  • カーミン さん

    前回は通読しただけなので、今回は実作をしながら読んでみた。おかげで読了までに2か月かかった。でも、まだまだ「型」が身についていないので、もう一回再々読をしよう。

  • モトラッド さん

    ★★★★★[再読]俳句の入門書は星の数ほどあるが、本書はピカイチである。“はじめに”で述べられているが「わかりやすい」のは勿論のこと「狙いはかなり高度なところ」を目指して書かれている。故に「如何に詠むか」だけに留まらず「如何に俳句を教えるか」を目指す方もターゲットに含まれる。また、各章の末尾に、著名な俳人の代表句が挙げられており、これを確実に暗誦・記憶させるのも、理に適っている。私の駄句が、新聞の全国版の俳壇にコンスタントに掲載される様になったのも、本書のお蔭である。次は姉妹書の『新実作俳句入門』に進む。

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人物・団体紹介

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藤田湘子

1926年、小田原市生まれ。本名・良久。16歳のときに俳句を始め、17歳で「馬酔木」に入会、水原秋桜子に師事する。49年に「馬酔木」同人、のち編集長。64年に「鷹」を創刊、主宰。『神楽』で詩歌文学館賞受賞。蛇笏賞、俳句研究賞選考委員を務めた。2005年4月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲

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