世間遺産放浪記

藤田洋三著

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784883441464
ISBN 10 : 4883441466
フォーマット
出版社
発行年月
2007年04月
日本
追加情報
:
19cm,1冊(ページ付なし)

内容詳細

働き者の産業建築から小屋・屋根・壁、近代の擬洋風建築、職人・奇祭、無意識過剰な迷建築まで、庶民の手が生んだ実用の美の風景。沸騰する遺産ブームの中、見過ごされてきたもうひとつの遺産を全国に追う旅の記録。

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読書メーターレビュー

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  • ホークス さん

    庶民の手が生んだ「実用の美」の風景、と帯にある。プリミティブな建物や景観の写真集。手技の冴える鏝絵、舟板を転用した小屋、キッチュなタイルなど、それぞれに美しさがある。藁積みやタマネギ小屋など農漁業の景観、擬洋風建築など近代化遺産も多い。何世代もかけて作られた段畑には美と共に執念を感じた。「自然物は美しく歳をとる」「荒び(すさび)の美」など良い表現にも出会えた。著者は貴重な風俗や手仕事が廃れるのを惜しんでおられるが、それらが伴う理不尽な世界を何とも出来なかった場合も多いだろう。見届ける事がせめてもの供養か

  • takao さん

    ふむ

  • yanapong さん

    民俗の中に在る「世間遺産」の写真集。貴重な記録でもあるが、そう捉える事すらおこがましく思える自然な姿。

  • しおちゃん さん

    擬洋風建築という言葉を初めて知り、日本人はやはり器用だなーと思った。懐かしい雰囲気の写真が多く、和みました。写真を撮った時期に数十年のひらきがあると思われ、撮影年度の表示があるとよかった。

  • 青闇 さん

    大分県別府を拠点とする写真家、藤田洋三さん。街中で見つけた左官職人の余技「鏝絵(こてえ)」に惹かれて写真に収めるうちに、土壁、藁塚、石灰窯などにも興味は広がり、それらを生み出した無名の人々のくらしに惹きつけられたと言います。本書に収められた写真はその一部のようですが、圧倒的な面白さ。撮影者のまっすぐな眼差しと、ユーモアさえ漂わす簡潔にして無駄のないコメント。素晴らしい内容です。

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人物・団体紹介

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藤田洋三著

1950年大分県生まれ。写真家。幼い頃より職人仕事に興味を持ち、1976年より大分を拠点に、全国の鏝絵、土壁、石灰窯、藁塚、石積み等の撮影と取材を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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