福井モデル 未来は地方から始まる 文春文庫

藤吉雅春

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167911072
ISBN 10 : 4167911078
フォーマット
出版社
発行年月
2018年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
281p;16

内容詳細

人口減少による地方消滅時代を迎え、暗い未来予測に溢れる日本。しかし、北陸三県は共働き率と出生率で全国平均を上回り、幸福度も世帯収入も高い。歴史的な逆境を乗り越え続けたこの地方には、平等な協働システムと強い教育力があった。日本ならではの都市再生システムを取材した、画期的レポート。

目次 : 第1章 「過去」―未来は過去の中にある(発見された遺体/ 少子化対策を阻んだA級戦犯 ほか)/ 第2章 「現在」―世界を唸らせた富山市の挑戦(世界でブレークした富山市/ 住みやすさが負担になる日 ほか)/ 第3章 「未来」―新しい仕事を創り続ける福井モデル(斜陽産業がいっぱい/ なぜ産業が強くなるのか? ほか)/ 最終章 すべての答えは、学校の授業にあった!(一九九八年に日本は変わった/ 教育は投資だという「逆算の発想」 ほか)

【著者紹介】
藤吉雅春 : 1968年佐賀県鳥栖市生まれ。「週刊文春」「文藝春秋」などでの執筆活動を経て、2014年に創刊した「Forbes JAPAN」編集次長兼シニアライター。著書『福井モデル―未来は地方から始まる』(文藝春秋)は2015年、新潮ドキュメント賞最終候補作になった。2016年には韓国語版が発売され、韓国オーマイニュースの書評委員が選ぶ「2016年の本」で1位。2017年、韓国出版文化振興院により「大学生に推薦する20冊」に選ばれた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ヴェネツィア さん

    いささかデータが古いのだが2011年の「幸福度ランキング」*の総合1位が福井県(ちなみに2位は富山県、3位が石川県と北陸3県の圧勝)。また福井県内の企業で世界シェア1位の製品や技術が14、国内シェア1位は51。さらには全国学力テストで常に1位を争っているのも福井県だ。その秘密はどこにあるのかを分析的に述べたのが本書。ちなみに、お隣の富山市の驚異的な再生についても語られている。富山市では「若者、よそ者、バカ者」を糾合して街造りに成功している。実に面白い上に、どの分野の人にも参考になる事例がいっぱい。推薦!

  • 佐島楓 さん

    人材への投資=未来への投資。現政権はこれを軽視しているように思えてならない。中央から地方へ、ではなく地方から中央へ影響が及ぼせるようになるべきだし、未来のモデルとしてもっと政府はこういったケースを重要視すべき。

  • 月をみるもの さん

    大阪が維新で沈んでいくのは、住民の意思なのでどうしようもない、、、と思っていたが、それが日本全体の未来像であると言われると、もはや他人事ではすまされない。「底つき」を経験しないと次にいけないのだろうが、客観指標が低くても主観的な幸福度が高い大阪人(〜将来の日本人全体)は、自分たちが底にいるという自覚すら持てないのかもしれない。。

  • どん さん

    仕事でちょっと福井県のことが調べたくて、参考と思い手にした。富山県富山市の取り組みも紹介されていた。読んでみると、北陸のことは知らないことだらけで、頑張っている人達の話には引き込まれてしまう。 世帯収入が多く、学力も高く、幸福度ランキングが出ていたころは全国一位。なぜそうなのかが数値や事例で判りやすく説明されている。やはり人で、そのための本当の教育が大切。これはなかなか良い本だと思う。

  • ユーキ さん

    実際に住んでる人からみたらそんないいことばかりじゃねえよと思うかもしれないがこういう地方で頑張ってる人の話を読むと元気をわけてもらったような感覚になる。同時にただ淡々と生きてる自分と比べて自己嫌悪に陥ったりもする。新幹線や飛行機がもっと便利なところにできたら大阪名古屋に次ぐ都市になれるんじゃなかろうか

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藤吉雅春

Forbes JAPAN編集長。著書『福井モデル―未来は地方から始まる』(文藝春秋)は2015年、新潮ドキュメント賞最終候補作になった。2016年には韓国語版が発売され、韓国オーマイニュースの書評委員が選ぶ「2016年の本」で1位に。2017年、韓国出版文化振興院が大学生に推薦する20冊に選ばれた(

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