花鳥 文春文庫

藤原緋沙子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167904890
ISBN 10 : 4167904896
フォーマット
出版社
発行年月
2015年11月
日本
追加情報
:
377p;16

内容詳細

徳川綱吉が発布した生類憐れみの令により、傷ついた小鳥を助けることも叶わず、布にくるみ抱えて少女は佇んでいた。ふいに声をかけられ振り返ると、白馬に跨った武家がじっと見つめている。後の将軍家継の生母月光院と、6代将軍家宣の運命の出会いであった―月光院の波瀾に満ちた生涯を清冽に描いた傑作長篇。

【著者紹介】
藤原緋沙子 : 高知県生まれ。立命館大学文学部史学科卒業。小松左京主宰の創作教室「創翔塾」出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 優希 さん

    月光院を主人公にしているのに興味がわきました。しみじみとした美しい時代小説だと思います。

  • makimaki さん

    歴史物、いろいろ読んではいますが、実はあんまり大奥関係は知らなくて。これは、読みやすく面白かったです。6代将軍家宣。功績と引き換えにあまりにも短命。佐々木裕一著「浪人若様新見左近」ではお若くとてもお元気なのですけどね。どちらも楽しめます。 

  • yamakujira さん

    絵島ではなく月光院を主人公にしていることに興味をそそられた。天英院と競うだけの権力志向もあっただろうに、月光院が無私無欲で聡明な女性として美化されすぎてる気がするし、主人公のキャラとしても、もっと我欲を見せてくれた方が魅力的なのになぁ。男たちの政争があっさりとして物足りないけれど、大奥という隔離された世界から見た距離感が伝わるようでもある。先代の愚行を改めた家宣にしたって、財政逼迫なのに、江戸城の改修とか軍船の建造とか鷹狩りの復活とかに散財してるのだから、決して名君じゃないよねぇ。 (★★★☆☆)

  • おさと さん

    どろどろしてなくてよかった。

  • 四谷/まい さん

    月光院の人物像には諸説あるようだが本作は非常に美しく聡明なキャラクターとして描かれている。少しきれいすぎる気もしたが小説なのでこんな造形もいいかもしれない。大奥最大のスキャンダルとして有名な絵島生島事件の絵島が仕えていたのが月光院だった。作中で事件は冤罪となっているが実際はどうなのだろうか。様々な解釈や切り口で新しい印象をその都度感じられるのが時代小説の良いところかもしれない。

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人物・団体紹介

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藤原緋沙子

高知県生まれ。小松左京主宰の創作教室「創翔塾」出身。2002年、「隅田川御用帳」シリーズの第一巻『雁の宿』で作家デビュー。同シリーズで第二回歴史時代小説作家クラブのシリーズ賞を受賞。人情時代小説の名手として人気を博している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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