名著講義

藤原正彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163720203
ISBN 10 : 4163720200
フォーマット
出版社
発行年月
2009年12月
日本
追加情報
:
20cm,287p

内容詳細

著者によるお茶の水女子大学の「読書ゼミ」を書籍化。学生たちが、戦前の日本、江戸・明治を描いた名著を読み、各時代への思いが偏見であったと気づく。読書の楽しみ、知ることの喜びを実感させられる1冊。

【著者紹介】
藤原正彦 : 1943年旧満州新京生まれ。新田次郎・藤原てい夫妻(共に作家)の次男。東京大学理学部数学科卒業。同大学院理学系研究科修士課程数学専攻修了。お茶の水女子大学名誉教授。78年、留学記『若き数学者のアメリカ』(新潮文庫)で日本エッセイスト・クラブ賞受賞。近年は、国語教育に関する問題提起をはじめ、国家の根幹を問う果敢な発言が注目されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 団塊シニア さん

    お茶の水女子大学の藤原教授の「名著講義」の受講条件は毎週一冊の文庫を読み、毎週一冊の文庫を買う財力があることです。20人の女子学生が3ヵ月のゼミを受講し課題図書は11冊、指定された本を一週間で読了しレポート提出し活発な議論が交わされている、藤原教授のユーモアのあるゼミは読書の楽しさを教えてくれる。すでに退官されてるのは残念です。

  • たー さん

    江戸時代〜昭和初期の著作を用いて、女子学生を洗脳(笑)する講義をまとめた本。私自身未読のものが多かったので参考になりました。私の学生時代にもこういう講義があったら良かったなぁ。

  • がっち さん

    国家の品格で有名な藤原正彦さんの本。内容としてはゼミで取り扱った本を学生と教授との語り口で本を読み解いていくようなもの。主に解説する本は昭和初期、明治記の本である。学問のすすめなどは確かに国民ならば読んでおくべき本であると思う。ただ如何せん、古典は省かれているのが非常に悲しい・・・C

  • nutts さん

    我々があまりに近代日本人について、現代日本の成り立ちについて知らなさ過ぎる、という言われがちな言説のひとつの処方箋。年をとっていささか尖がりが過激になりつつある著者のリードに感化されすぎず、学生達が近代の一ページずつをしっかり受け止め、素直に疑問を呈する瑞々しさに好感が持てる。いまどきの若者は、頼もしいじゃない!

  • なっく さん

    著者の主張は非常に独創的であり、物議を醸すものであるが、「今の常識」から脱却し主体的に物事を捉えることの重要性を説いているのであろう。具体的に言えば、それは歴史や他国の習慣を考察する際、それらの背景に則って考察することで本質が見えてくるということだ。また、「○○のため、と他者の存在を感じることで心が強靭になる」という一文には感銘を受けた。三島由紀夫氏も「自分のために生き、自分のために死ぬというほど人間は強くない」と言っていたが、現代ではこうした真に共有すべき根本的概念が消えかけているのでは。

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藤原正彦

お茶の水女子大学名誉教授・数学者。1943(昭和18)年、旧満洲・新京生まれ。東京大学理学部数学科大学院修士課程修了。理学博士(東京大学)。78年、数学者の視点から眺めた清新な留学記『若き数学者のアメリカ』で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞、ユーモアと知性に根ざした独自の随筆スタイルを確立する。新田

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