日本の偽書 河出文庫

藤原明

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309416847
ISBN 10 : 4309416845
フォーマット
出版社
発行年月
2019年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
藤原明 ,  
追加情報
:
192p;15

内容詳細

記紀以前の歴史を記述した偽書の意味とは?超国家主義と関わる『上記』、同じく竹内巨麿という教祖が伝えた『竹内文献』、東北幻想が生んだ『東日流外三郡誌』『秀真伝』、聖徳太子撰の最古の国史と触れこんだ『先代旧事本紀』など、物議を醸した“太古文献”が夢想した超古代史の共同幻想に挑む。

目次 : 1 人はなぜ偽書を信じるのか(歴史の偽書だけが生き残った/ 偽書には正史にない魅力が ほか)/ 2 超国家主義者と二大偽書―『上記』と『竹内文献』(超国家主義者と『上記』/ 内務卿大久保利通に上呈 ほか)/ 3 東北幻想が生んだ偽書―『東日流外三郡誌』と『秀真伝』(東北の風土には怪しげな伝説の土壌があるのか/ 盛岡市のマルコ=ポーロの像 ほか)/ 4 「記紀」の前史を名のる偽書―『先代旧事本紀』と『先代旧事本紀大成経』(本邦初の史書は『先代旧事本紀』?/ 『古事記』をしのぐ影響力 ほか)/ 5 偽書の何が人をひきつけるのか(人をひきつける不思議なもの/ 二つのキーワード ほか)

【著者紹介】
藤原明 : 1958年、東京都生まれ。出版社編集勤務の後、ノンフィクションライターに。評価の定まらない史料や怪しげな伝承・文献などが一人歩きする経緯について、独自に研究を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • HANA さん

    日本の偽書について論じた一冊。紹介されているのは『上記』に『竹内文献』、『東日流外三郡誌』に『秀真伝』、『先代旧事本紀』と偽書を語るうえで外せない鉄板中の鉄板。ただ内容は紹介されておらず、成立状況や当時の心情などが中心となっているため、どうしてもある程度この分野を読んだ事がないと辛い内容となっている。個人的には『竹内文献』の内容をもう一回読んでみたかったけど。著者の興味がそれらにあるためかその部分に関しては教えられる事大だったけど、やはり興味があるのは内容と影響なのでちょっと隔靴搔痒な感が否めなかった。

  • うさぎや さん

    偽書ができるまでの過程がなんとも面白い。元ネタがはっきりしないものがあるというのも興味深い。

  • CTC さん

    5月の河出文庫新刊、初出は04年文春新書。著者は版元勤務を経てノンフィクションライターになったというが、本書はサブカル的興味本位的に偽書を扱うのではなく、記された経緯や背景、何故人は惹かれるのかを考察している。やっぱり『竹内文献』が面白い。WWT直後から超国家主義者たちは黄禍論を超克しコンプレックスを打破できる根拠を求めていた。日本人は「世界の五色人の上に君臨する黄金人種」であり、文字の起源も国内にあるとする一連の文献は、公爵一条実孝や有馬良橘海軍大将らお歴々から支持され、エスカレーションしていく…。

  • くさいぬ さん

    偽書をテーマに掲げた変わり種の歴史本。偽書の内容や"発見"される経緯から、偽書生成の背景やプロセスを考察する展開で、偽書に研究対象としてリスペクトを持って書かれていることが伝わってくる。 偽書にまつわる筆者の言説に触れ、自分は対置される正史の歴史書への見方が変わった。正史は盤石なものではなく、穴だらけの伝本に創作的な解釈や注釈を継ぎ木したフィクションだ。畢竟、その本質は本書で扱ったような偽書に対し相対的に「真実多め」と権威付けられただけの偽書なのかもしれない。

  • YS-56 さん

    偽書は偽書にしか辿り着かない。怪しげな魅力に惑わされない知識を身に付けたいものです。

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