CD

光の海〜藤井喬梓:作品集

藤井喬梓(1959-)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
FOCD2585
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

現代日本の作曲家 第55集
光の海〜藤井喬梓:作品集


日本の作曲家の創作活動の成果である、作品の記録を系統的・持続的に行う必要を満たすために1992年にリリースを開始したCDシリーズ『現代日本の作曲家』。その第55集は一昨年に早世した、藤井喬梓の作品集成です。
 藤井は1959年に大阪に生まれ、国立音楽大学、フライブルク国立音楽大学を卒業。国内外で作品が演奏され、またオイリュトミーの舞台公演にも積極的に関わるなど、様々なジャンルで国際的に活躍しました。国立音楽大学教授として長く奉職しましたが、2018年1月8日に、現職教授のまま58歳で逝去。
 本CDは、2019年3月11日に開催された、その業績を回顧するコンサート「作曲家 藤井喬梓追悼演奏会」のライヴ録音を中心に、国立音楽大学が委嘱した2つの管弦楽作品を収録しています。作曲年代順に配列したこれら6作品は、生涯を通じて微分音への取り組みを続けた藤井の創作を概観するに相応しく、真に独創的で豊かな音楽を実現した最晩年の傑作に至る、様々な軌跡を聴く内容は、藤井喬梓という人望の厚い音楽家の人生を凝縮した一枚です。
 若き日にフライブルク音大で、ともに勉学に励んだ細川俊夫の追悼文を収録。夭逝の作曲家の高潔な人柄が偲ばれます。(メーカー資料より)

【収録情報】
藤井喬梓:
1. Lichthof(1989)
2. 蠕虫舞手 - アンネリダタンツエーリン(1999)
3. 水の中の空(2001)
4. ディエシス II(2008)
5. 清水 茂の詩による3つの歌曲(2011/2013)
6. 光の海〜クラリネット、ハープと弦楽合奏のための二重協奏曲(2016)


(演奏)
1. 板倉康明、西澤春代(クラリネット)
2. 甲斐史子(ヴァイオリン)、井上郷子(ピアノ)
3. 石川 高(笙)、井上郷子(ピアノ)
4. 小松一彦 指揮 東京フィルハーモニー交響楽団
5. 秋山理恵(ソプラノ)、大須賀かおり(ピアノ)
6. 武田忠善(クラリネット)、三浦麻葉(ハープ)、板倉康明 指揮 クニタチ・フィルハーモニカー

 制作:現代作品CD刊行委員会 助成:野村財団

【藤井喬梓 Takashi Fujii】
1959年大阪生まれ。国立音楽大学作曲学科、フライブルク国立音楽大学を卒業。
Thomas Meyer-Fiebig、小河原美子、Emmanuel Nunes 氏らに師事。様々なジャンルに作品があり、 世界各地で演奏・放送されている。
1991年「今日の音楽作曲賞」入選 、同年「Aktive Musik 現代音楽祭」(Dortmund) に招かれ自作を初演。 1992年「福井ハープ作曲賞、特別賞・福井県知事賞」受賞、1994年「ダルムシュタット国際夏期現代音楽講習会」に招かれ委嘱作を初演。1995年「朝日作曲賞」受賞、全日本合唱コンクール課題曲となる。
1998年モノ・オペラ「チプコ」を京都、東京で初演、「音楽芸術」誌等で紹介され、NHK・FMにより全曲放送。2009年芥川作曲賞にノミネートされる。舞台音楽も多く手かがけ、前衛的な劇団「錬肉工房」との2回のコラボレーション、また1992 年頃以降オイリュトミーの舞台公演等に作曲家・演奏家・企画者として頻繁に参加している。1996年、音楽之友社刊の月刊誌「ムジカノーヴァ」にてピアノ小品集「イーハトーブからの手紙」を連載、後に楽譜出版。
作曲以外では、イギリスで障碍者のためのワークショップ、武満徹氏監修「Music Today Quarterly」の編集、公開セミナー「パースペクティブ」主宰 (S.グヴァイドゥーリナ、中村雄二郎氏等著名な人物 を招き多数開催)、「秋吉台現代音楽セミナー&フェスティバル」運営委員、千葉盲学校で創作音楽の試み「音発見ワークショップ」主宰、「第8 回島根県音楽祭隠岐公演」音楽監督等を務めた。国立音楽大学教授、及び、尚美学園、東京芸術大学、聖徳大学にも短期間講師として在籍した。カワイ出版、 Tre Media Edition等から楽譜が、Metier、コジマ録音等からCDが出版されている。
2018年1月8日没。享年58。(メーカー資料より)

収録曲   

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