文芸翻訳入門 言葉を紡ぎ直す人たち、世界を紡ぎ直す言葉たち Next Creator Book

藤井光

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784845916184
ISBN 10 : 4845916185
フォーマット
発行年月
2017年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
19

内容詳細

目次 : 下線部和訳から卒業しよう/ Basic Work(「下線部を翻訳しなさい」に正解はありません―それでも綴る傾向と対策(一五〇年分)/ なぜ古典新訳は次々に生まれるのか?)/ 私にとっての名訳と訳者の工夫・こだわり/ Actual Work(小説翻訳入門/ 翻訳授業の現場から/ 翻訳の可能性と不可能性―蒸発する翻訳を目指して/ 映画字幕の冒険―翻訳以上、創作未満)/ 翻訳家への12の質問/ 私の好きな翻訳書と翻訳書の魅力/ 未来の翻訳者のみなさんへ

【著者紹介】
藤井光訳 : 1980年大阪府生まれ。北海道大学大学院文学研究科博士課程修了、現在は同志社大学文学部英文学科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ちんれん さん

    英語ドイツ語韓国語あと何語か忘れたけど、色んな言語の小説の翻訳、映画の翻訳などに携わる人たちが、外国語と日本語の間で、物凄い自虐と葛藤と感動をまとめた内容。 SNSで見つけた外国語学習仲間?が紹介していて、買って、今回日本から持って来て読んでみた。 普段、中国語と日本語に挟まれて、端折ったり、端折られたり翻訳通訳で悶えているので、面白く読めた。 これまで翻訳本は全然読んでなかったけど、今後は増やしていこう。

  • タイコウチ さん

    現役の海外文学の翻訳家の方々が語るポスト柴田・村上時代の翻訳の実践と考え方(著者によっても違う)。面白かったのは、翻訳がその言語(英→日であれば、日本語)を変えていく可能性で、翻訳文学を読んで育った日本人作家の文体ですでにそれが見られる。笠間直穂子さんによる、ヨーロッパ系の言語を日本語に訳すとき原文の単語の順番をなるべく崩さない理由になるほどと思う。単語が次の単語を呼びよせることによって作られる言葉の思考の流れがあるということ。「その作者が直接書いたように思わせる文章を書くことを心がければいい」(西崎憲)

  • 法水 さん

    藤井光さんを編者に、沼野充義さん、西崎憲さん、温又柔さん、戌井昭人さんらが執筆。帯には「翻訳を始めたばかりの人、海外文学をもっと楽しみたい人」に最適な入門書とあるけど、むしろこれまで海外文学を敬遠してきた人にこそ読んでもらいたい。中では、翻訳家が質問に答えるコーナーで、オルハン・パムク作品の翻訳で知られるトルコ文学者の宮下遼さんの答えが文学的かつ若干ピントが外れていて面白かった(阿部公房という誤植はあったが…)。

  • 御餅田 もちこ さん

    「作者が脳裏に描いていた絵と違う絵を読者に描かせてそれで翻訳と言えるだろうか。」 ただ言葉を置きかえるだけではない。その本の持つ雰囲気、息遣い、リズム。それらを最大限伝えようと葛藤する翻訳家の姿がうかがえる。ありがたいなぁ。藤井光さん、笠間さん、成井さんの章が特に好き。こういう日本語の使い方があったんだ、と日本語の再発見ができるのも翻訳の見どころの一つだと感じた。

  • timeturner さん

    いろいろな言語、いろいろなジャンルの翻訳者さんたちのアドバイスは、基本のところは一緒でもひとりずつ微妙に違っていて、どれもすごく参考になる。藤井光さんの翻訳模擬授業の最後、グーグル君やエキサイト君などネット学生達(?)の訳例に大笑いした。やっぱ使えないよねえ。

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