花屋の倅と寺息子 SKYHIGH文庫

葛来奈都

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784879191793
ISBN 10 : 4879191795
フォーマット
発行年月
2016年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
251p;15

内容詳細

人懐こくビビリな花屋の息子・高爪統吾と、無愛想でドSな寺の息子・柄沢悟は同じ大学に通う友人同士。正反対の性格の二人だが、実は霊が視えるという共通点がある。幼少期の苦い思い出からそのことを隠している悟だが、ある日、合コンの帰り道で統吾と一緒に男の霊に出くわす。「手紙…」そう言い残して消えた霊は、翌日、同じ合コンに参加していた女子大生・遠山美波の背後に立っていた。事情を知り、霊を助けたいと言う統吾に悟も巻き込まれ―。

【著者紹介】
葛来奈都 : 平成2年7月15日生まれ。大学卒業後も会社勤めしながら小説・コミュニティサイト「エブリスタ」で執筆しており、『花屋の倅と寺息子』がデビュー作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 瀧ながれ さん

    花屋の倅と寺の息子に霊感があって、オカルトな事件を解決する話なんだけど、ふたりは同じ大学に通う友人で、あえてコンビを組むほどべったりではなく、事件も友人たちが関係しているトラブルに、ちょっと力を貸すという程度。日常のなかに起きた出来事のひとつ、みたいな立ち位置のふたりが、自然体でなんとも魅力的でした。一人が帰省中で連絡がとれないときには、もう一人が一人だけで奮闘していて、なんか新鮮におもしろかったです。続編があるといいなと思いますが、同時に、なにもなくてのびのびと大学生活を楽しんでほしいとも、思います。

  • まぁ さん

    感知力の高い倅と攻撃力が高い息子のオムニバス。淡々としていて読みやすいです、高爪くんはビビりですが幽霊に優しく柄沢くんは高爪くん限定にドSというかいじめっ子なのではと思わなくもない。

  • ばんび さん

    ビビるよね。 幽霊が本当にいたら。

  • 彩灯尋 さん

    微妙。主人公的な男3人、設定こそは違うもののキャラの性格や話し方、行動自体にそれぞれらしさが無く、誰の行動なのか、誰が話しているかがよくわからなく読みづらい。一人称が全員「俺」なのもあるかも。この「俺」は誰の俺?と悶々として、なかなか進まず…帯にもなっているドS目当てに買ったが、にやにやできる場所もなく終わってしまった。花屋要素も少なく、このある1話の為の花屋設定をタイトルにまで持ってきたのか?という気持ちも拭えない。この内容ならもっとオカルトを推すべきだったのでは?

  • 紅羽 さん

    幽霊が見える花屋の息子と寺の息子が霊にまつわる色々な謎と解いていくオカルト風の作品。オカルトとはいってもそれ程怖くはく、ライトな感じでまたあまり恐ろしさはない。とても短いスパンでどんどん語り手が変わっていくので、ちょっと掴みづらい点はありましたが、次巻も読んでみたいと思いました。

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人物・団体紹介

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葛来奈都

平成2年7月15日生まれ。北海道伊達市大滝区(旧大滝村)出身。大学在学時に小説投稿サイト「エブリスタ」にて「花屋の倅と寺息子」を掲載。平成28年9月にSKYHIGH文庫より同タイトルでデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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