ポーの一族 秘密の花園 1 フラワーコミックス

萩尾望都

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784098712083
ISBN 10 : 4098712083
フォーマット
出版社
発売日
2020年11月10日
日本
シリーズ
:
追加情報
:
191p;19

内容詳細


春の夢、ユニコーンに続く新シリーズ第3弾

『ポーの一族 春の夢』『ポーの一族 ユニコーン』に続く第3弾。19世紀末、旅の途中のエドガーとアラン。体調を崩したアランのためにアーサー・クエントン卿の館に滞在することになり、エドガーは…?

【編集担当からのおすすめ情報】
旧作では描かれなかったあらたなエピソードと一族の秘密にふれる衝撃の新シリーズ、開幕。眠るアランを守るエドガー・・・血と薔薇の香りが画面から香り立つような渾身の新作です。どうぞお見逃しなく!

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旧作を知らなくても楽しめます。 14歳の見...

投稿日:2021/04/20 (火)

旧作を知らなくても楽しめます。 14歳の見た目のまま時が止まったエドガーですが長い時を生きて中身は大人になってるようで人間臭さが増したようにも思えます。 未熟な心の方が逆に残酷になれるのかもしれないですね。 そしてアランを守るためなら時に冷静さも失いかねない脆い部分も見えたり。続きが楽しみです。 巻末のおまけの話も面白かったです。 アランは永遠に中身も少年のままな気がします。 それはエドガーに守られてるからなのかもしれません。

シロハルソウ さん | 不明 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • rico さん

    時代を行ったり来たりするのは旧作からのお約束。で、今回の舞台は19世紀後半。あの「ランプトン」をめぐるお話。見えなかったピースが少しづつ埋まっていく。エドガーとアーサーの出会い、バンパネラが人間社会で生きていく苦労(!)等など。そこは言わないで、「謎」のままにしといて・・・って思わないではないけど、望都先生がずっと自分の中にしまっていた物語を全部語ろうと決めたのなら、とことんついて行きましょう。それにしても表紙のエドガー、眠り姫アランを護る騎士のよう。アランのためなら鬼にもなりますか・・・。

  • kaoru さん

    『ランプトンは語る』のクエントン卿の物語。旧作では人嫌いの変人という印象だった卿が血肉を備えた存在として語られる。妖精のようだったエドガーも骨太になりアランを救うため知略を尽くすように。ポーの一族の秘密と対峙するエドガーは旧作の儚げな存在ではもはやないが、それは40年という時に培われた著者の成熟を物語るのだろう。人びとの記憶のなかで生きたエドガーをどのように現世に着地させ、ポーの一族のなかで生き永らえさせるのか、期待と興味がつきない。「戦うエドガー」が本著の印象だった。

  • あきぽん さん

    時代が遡って1888年のお話。エドガーは見た目は14歳のままでも精神年齢は長い時を生きた人そのものだなあ。旧シリーズを読んだ時は、年を取らないバンパネラたちと年を取り世代交代していく人間たちの対比が素晴らしいと思ったけど新シリーズはそれがない。ミステリアスで面白いことは面白いのだけど。

  • ばう さん

    またエドガーに会えたこの嬉しさ。勿論絵のタッチは以前の方が好きだし、何だかエドガーが人間的になって性格も丸く優しくなってるのはちょっとどうか?とは思うけれどそれを差し引いてもこの物語に出会えた喜びは何にも変え難いです。この巻はエドガーとアーサーとの出会いと「ランプトンは語る」の絵が描かれた経緯が分かるお話。う〜ん、続きが気になる!番外編は短いお話なのに余韻が残る良い話でした。

  • はなすけ さん

    新シリーズからエドガーは感情的な骨太キャラになった。子供の頃はランプトンの巻が大好きで、アーサー卿のミステリアスさにドキドキしたものだ。最終回でチラッと姿をみせる演出も心にくかった。で、その卿とエドガーたちの馴れ初め。結構ドタバタしてるのに驚き。続きも楽しみです。

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人物・団体紹介

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萩尾望都

漫画家。1949年、福岡県生まれ。1969年デビュー。SFやファンタジーなどを巧みに取り入れた崇高な作風で唯一無二の世界観を表現し続け、あらゆる方面から圧倒的なリスペクトを受けている。1976年『ポーの一族』『11人いる!』で第21回小学館漫画賞、1997年『残酷な神が支配する』で第1回手塚治虫文化

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