ポーの一族 〜春の夢〜フラワーコミックススペシャル

萩尾望都

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784091395603
ISBN 10 : 4091395600
フォーマット
出版社
発売日
2017年07月10日
日本
シリーズ
:
追加情報
:
192p;19

内容詳細

名作「ポーの一族」40年ぶりの新作続編!
不朽の名作「ポーの一族」から40年。ついに新作の続編がコミックスに!!

永遠の時を生きるバンパネラ(吸血鬼)であるエドガーとアランは、1940年代戦火のヨーロッパ、イギリス郊外でナチスドイツから逃れてきたドイツ人姉弟と出逢う…

そしてその出逢いが新たな運命の歯車をまわす―――

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私は20歳を過ぎてから萩尾望都先生の漫画に...

投稿日:2021/04/20 (火)

私は20歳を過ぎてから萩尾望都先生の漫画にはまりました。 萩尾先生の漫画は余白にもびっちり物語が詰め込まれているように感じて、読み返すたびに新しい物語を見つけられるように思います。 ポーの一族の40年ぶりの新作。この世界が世紀をまたいで生き続けてることに興奮します。 この話の舞台は第2次世界大戦の頃です。 1冊の中で何人もの人生が狂い、終わりと始まりを迎えます。 この世界には苦しみも悲しみも醜さもたくさんあって自らではどうしようもない事も多いからこそエドガーとアランの14歳のままで止まった命が美しく守りたいものに思えるのかもしれないと思いました。

シロハルソウ さん | 不明 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • MF さん

    昭和34年生まれの僕は旧シリーズを読み始めたとき14歳だった。そこから完結までの数年にさえ無常を覚えていたというのに、40年後のこの再開は奇跡との思いを禁じ得ない。神に願えるものであれば、僕の寿命から5年ばかり萩尾先生に捧げたい。

  • あきぽん さん

    伝説の漫画の40年ぶりの続編。「このマンガがすごい!2018オンナ編」2位なのはこの続編自体に対しての評価と納得の、文学の香り高い傑作。70年代に何故耽美系美少年が流行ったのかは理解が出来ないけれど、そういう趣味を抜きにして今回も繊細に「生」の意味を問う。余命いくばくもない父がこの漫画の文庫を読んでいたことを思い出す。死を前にして、吸血鬼の物語に何を感じていたのだろう。

  • 紫羊 さん

    私が小学生の時に雑誌掲載がスタートしました。以来ずっと私にとって特別な作品であり続け、コミックは手元に残っています。まさかの新作でしたが、作品の雰囲気は当時のままでした。たしかに絵の感じが変わったような気がしますが、作品全体が素晴らしいので、そのことはあまり気になりません。次の展開がありそうなのが嬉しいです。

  • nonicchi さん

    「ポーの一族」を今年になって初めて通読した新参者ですが(モーさまの作品は学生時代から結構読んでいたのに何故か未読でした)、早くも続きが読めて嬉しいです。この年になって読破したせいか、絵がかわっているのは全然気にならず、往時と変わらない萩尾ワールドを堪能いたしました。第二次世界大戦末期のイギリスを舞台に、ファルカやブランカなど新しい面々と共に一族の秘密や歴史が徐々に明らかになり、続きが気になりすぎです。

  • みっちゃんondrums さん

    売り切れだった春の雑誌掲載から早くも単行本化! 舞台は1944年イギリスのウェールズ、主な登場人物に、ドイツから逃れてきたユダヤ人の姉弟、厳しい時代背景もしっかり描かれる。かつ、ポーの村やキング・ポーと老ハンナの謎が少し解かれ、新しい魅力的な同族も登場し、ファンサービス満点。萩尾せんせーの物語の構成や心理描写、やっぱり凄い。しかし、話は冷たく苦い。以前より人間も一族も俗っぽい。アランが生きている。作品を読み返せば、メリーベルもアランも生き返る。この作品が全体のどの辺りに位置するのか確かめたいな。

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人物・団体紹介

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萩尾望都

漫画家。1949年、福岡県生まれ。1969年デビュー。SFやファンタジーなどを巧みに取り入れた崇高な作風で唯一無二の世界観を表現し続け、あらゆる方面から圧倒的なリスペクトを受けている。1976年『ポーの一族』『11人いる!』で第21回小学館漫画賞、1997年『残酷な神が支配する』で第1回手塚治虫文化

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