ショーケン 別れのあとに天使の言葉を

萩原健一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784845634439
ISBN 10 : 4845634430
フォーマット
出版社
発行年月
2019年12月
日本
追加情報
:
256p;19

内容詳細

「役者に賭けてよかった、悔いはねえ!」萩原健一=ショーケンが遺した傑作インタビュー集

2019年3月、ひとりのスターが急逝した――萩原健一、愛称・ショーケン。ミュージシャンからキャリアをスタートしながら、伝説的ドラマ『傷だらけの天使』をはじめ多数のTVドラマ、映画で俳優として活躍していたことはご存じの通り。神代辰巳、深作欣二、工藤栄一、鈴木清順、中島貞夫、そして「世界のクロサワ」黒澤明ら、名だたる監督との仕事を通じて研ぎ澄まされていったその俳優論・映画論は、『キネマ旬報』『STUDIO VOICE』に遺されたインタビューで生々しく吐露されています。ショーケンは映画と相思相愛、映画から愛し愛された。だったら俺は映画をとことん、楽しみ尽くしてやる――映画のプロ=萩原健一のそんな想いが、迸っています。また深作欣二、工藤栄一、岸田今日子、井上堯之、大野克夫ら『傷だらけの天使』を共に作り上げた盟友たちの証言も併録。表現者・萩原健一のイメージを立体的に照らし出します。

【CONTENTS】
PART1 ショーケン、語る
 「深作さん、黒澤さんだったり深作さん......そういう凄い、いい時代を乗り切った監督さんとは、ほとんどやってるんじゃないかな」
PART2 傷だらけのショーケン=木暮修を語る
 「ショーケンの歌と芝居には、情念の躍動があると思うんだ」深作欣二
 「ショーケンは感情というか感性が鋭いから、テンションが上がったところでパーンといっちゃうんだ」工藤栄一
 「テンプターズの時からショーケン好きでした」岸田今日子
 「パワーとか輝きとか、ショーケンは僕にないものを持っているよね」大野克夫
 「ツーアウト満塁でバッターボックスに送り込む監督みたいなもんです、ショーケンは」井上堯之
PART3 ショーケン、ふたたび語る
 「今年の目標は『キネマ旬報』の男優賞をとることです」1973年9月
 「オレが出たら、何でも当たるというような役者になりたいなあ!」1975年3月
 「武士に二言はねえ!」1987年11月
 「何かいいとこ見せようなんていうさ(笑)、安っぽい気持ちがなくなっただけいいね」1982年9月

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第三者の論評などより本人のインタビューが...

投稿日:2021/04/24 (土)

第三者の論評などより本人のインタビューがやはり一番伝わってくるものがあるのでは?

UG さん | 埼玉県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ポルポ・ウィズ・バナナ さん

    ジュリーと一緒にやると売れない。奥山君は無責任。いいか悪い別にしてというよりとっても悪いんじゃないかな。 深作 最近の若い客は大人しい。歓声とか上がらないし。アクションとはなにがしかの情念の躍動感が拾えるかどうか。松田優作は仁義に出たかっていた。

  • Natsuhiko Shimanouchi さん

    「STUDIO VOICE ショーケンと呼ばれた男」から本人+傷だらけの天使関係者のインタビュー抜粋+キネマ旬報の本人インタビューという構成。深作欣二と工藤栄一のアプローチの違いなどPt.2の傷だらけの天使関係者のインタビューがことさら興味深く面白く読めた。そしてこの中で存命なのは大野克夫だけになっちゃったんだなーと。

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