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城の解体新書 ブルーバックス

萩原さちこ

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065020388
ISBN 10 : 4065020387
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

全国各地で訪れる人々を魅了する日本の城。「城」といっても多くの人がまず思い浮かべるのは、高くそびえ、圧倒的な存在感をもつ「天守」です。上下の階を貫く「通し柱」や、あえて古材を再利用する工夫など、さまざまな城造りの技術が見られます。ふたつとして同じものがない天守。国宝に指定されている姫路城、松本城、松江城、彦根城、犬山城を中心に、その構造や素材、装飾を解説していきます。

目次 : 第1章 城と天守の歴史/ 第2章 天守のつくり方―木造建築としての特徴/ 第3章 天守の発展―形式と構造の変化/ 第4章 天守の美と工夫/ 第5章 姫路城の漆喰―よみがえった純白の輝き/ 第6章 松本城天守の漆の秘密―日本で唯一の漆黒の天守/ 第7章 丸岡城の最新調査・研究事例―科学的調査で国宝をめざす/ 第8章 松江城の新知見―明らかになった独自のメカニズム/ 第9章 松本城・犬山城・彦根城天守の謎―天守に隠された変遷

【著者紹介】
萩原さちこ : 1976年東京都生まれ。青山学院大学卒業。小学二年生のとき城に魅せられる。大学卒業後、制作会社や広告代理店などの勤務を経て、現在はフリーの城郭ライター、編集者。執筆業を中心に、メディア・イベント出演、講演、講座、城フェス実行委員長もこなす。公益財団法人日本城郭協会理事・学術委員会学術委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 中島直人

    (図書館)現代まで残っている、江戸時代初期の城に関する解説書。普通の人は目を向けない部分について適度に詳しく、城好きの雑学にぴったり。

  • uskmal

    情報量に比して図解が少ないのが難点.図がなくて理解しづらい部分も含めて理解できると,天守に関してかなりの博識になるのだろう

  • 奈良 楓

    専門用語が多く素人には敷居が高いです。萩原さんの今までの山城本と同じテイストを求めていたので、読んでいてこれじゃない感を持ちました。

  • 不純文學交遊録

    今さら天守なんて…素人向けの本かと期待せずに読み始めたのだが、否、なかなか奥が深い。著者は城の魅力は天守のみにあらずと主張しつつも、やはり天守がもつ圧倒的な存在感には抗えない。天守は単なるシンボルタワーではなく、実戦に備えた軍事施設だ。そこには数々の技術が秘められている。しかし致命的な誤植あり。図1-16は、天下普請の城と関ヶ原合戦後のおもな城が逆になっている。また、松山城が愛媛県松江市になっていたり。ブルーバックスといえば一般向け科学書の牙城。講談社さん、しっかりして。

  • tban

    天守閣の美しさを再確認 ブルーバックスらしく、城郭、特に天守閣の 構造を歴史や工法からさまざまに分析した好著。 最新の知見を含め、いろいろと知らされることが 多い1冊、単純に見ても美しい日本の城だが、 科学的に分析することで、さらに興味深く眺めることが出来る。 城好きなら必見です。

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