城の少年

菊地秀行

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784867161005
ISBN 10 : 4867161004
フォーマット
発行年月
2020年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
Naffy ,  
追加情報
:
48p;29

内容詳細

丘のいただきにそびえる大きな城に、少年がひとりで住んでいました。
昔はたくさんの人たちが暮らしていましたが、少年以外は忽然と姿を消してしまったのです。
秋のある夜、少年の住む城の庭に、芸を見せて生活する放浪者(ロマニー)たちがやって来ました。
無人の城だと勘違いをした彼らは、テントを張り賑やかな音楽を奏ではじめます。
少年は彼らの前に姿を現す気はありませんでしたが、深夜に一人練習をしているロマニーの少女を見た彼の心に、ある感情がめばえます。それは――?
ひとつの場所にしばられた謎の少年と流浪の少女がつむぐ、永遠の愛の物語。

【著者紹介】
菊地秀行 : 1949年、千葉県生まれ。小説家。青山学院大学法学部卒業。ルポライター、翻訳家を経て、1982年『魔界都市“新宿”』(朝日ソノラマ)でデビュー。また、SF・ホラー映画の愛好家としても有名。日本推理作家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro さん

    菊地 秀行の絵本を見つけたので読みました。著者の絵本は、初読です。本書は、哀しく切ないラブ・ファンタジー・ヴァンパイア大人向き絵本でした。Naffyの絵も美しく雰囲気があります。🦇🦇🦇 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000354.000048095.html

  • アキ さん

    Naffyの中世の欧州を表すような素敵な絵と、菊池秀行の不気味で哀しい物語がマッチしていて、好みの絵本。「Mou」に引き続き、手元に置いて読み返したい絵本です。恐らく、ルーマニアのあの昔話が元になっているのでしょうね。

  • ベーグルグル (感想、本登録のみ) さん

    初読み。幻想的な絵、そして切ないけれど究極の愛あるファンタジーでした。桜庭一樹さんの「ほんとうの花を見せにきた」を思い出しました。

  • 花ママ さん

    「Mou」の絵著者Naffyさんの絵本。お城に1人で暮らす少年期とロマニー〈放浪者〉の一団にいる少女のロマンス。少年には語ることができない秘密があり・・Naffyさんの素敵な挿し絵は、独特の雰囲気があり大人を惹きつける。グリムの昔話をNaffyさんの挿し絵で読んでみたい。

  • くさてる さん

    菊池秀行作の絵本。吸血鬼の少年が主人公なのだけど、決して直接的な表現はないまま、幻想的に描かれるかれの生活と、それを変えた少女との出会いの運命が素晴らしい。それを見届けた、黒衣の青年の存在も。菊池先生らしい、切なくも美しい幻想の恋物語です。

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人物・団体紹介

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菊地秀行

1949年、千葉県に生まれる。青山学院大学卒業。1982年『魔界都市“新宿”』でデビュー後、精力的に執筆。日本推理作家協会会員。SF・ホラー映画愛好家としても有名である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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