新選組 粛清の組織論 文春新書

菊地明

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166610730
ISBN 10 : 4166610732
フォーマット
出版社
発行年月
2016年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
263p;18

内容詳細

殺した「敵」(26人)よりも、粛清した「味方」(40人)の方が圧倒的に多い!芹沢鴨、山南敬助、伊東甲子太郎ら“粛清された敗者”の視点から組織を描く、まったく新しい新選組論。

目次 : 序章 新選組は誰を殺したのか/ 第1章 芹沢鴨 破天荒な「巨魁隊長」/ 第2章 山南敬助 謎多き「脱走」の真実/ 第3章 伊東甲子太郎 「策士」は策におぼれたのか/ 第4章 近藤勇 粛清の「復讐」に散る―/ 終章 土方歳三 新選組の「一分」

【著者紹介】
菊地明編 : 1951年東京都生まれ。幕末史研究家。日本大学芸術学部卒業。「新選組検定」を監修するなど新選組研究の第一人者として知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • かわうそ さん

    ★★★★☆新選組の歴史は幕末の激動の歴史を表していると言っても過言ではない。暗殺した人数よりも粛清した人数の方が多い(暗殺した人数26人、粛清された人数40人)という比較の仕方には同意はできない。水戸藩出身の隊士(芹沢グループ)は「尊王敬幕」、近藤グループはあくまでも親幕であるという同じ「尊皇攘夷」の立場でありながら幕府と朝廷が対立した場合どちらにつくかという微妙な思想の差で対立し、粛清に至るというところに中核VS革マルを彷彿とさせるようなものを感じた。歴史は同じことの繰り返しである。

  • Die-Go さん

    図書館本。新選組において隊士の粛清は連綿と続く組織作りに欠かせないものだった。その粛清の歴史を文献を基に羅列する。しかし、てっきり、粛清によって如何に新選組の組織作りがされていたのかを深く論じるとばかり思ってたので拍子抜け。結論も何もない。買わなくて良かった。★★☆☆☆

  • こばまり さん

    組織論というよりも、鴨、山南、甲子太郎の顛末を改めて。この手のものをいくつか読んでうっすら気付いていたが、がむしんこと永倉新八翁の晩年の振り返りがその後の研究者をわりと翻弄している。

  • 優希 さん

    新選組における粛清の歴史を芹沢、山南さん、甲子太郎を軸に、他の隊士と絡めて語っています。各々が新選組のどのような立ち位置にいたのかが分かりやすく、何故粛清されたのかの意味を知ることができました。組織論というより人物論という印象です。新選組が敵より隊士を斬っていたというのが意外でした。

  • り こ む ん さん

    組織論なのか?粛清された側にスポットをあてたのは分かるのだけど…組織論としてのべられているか?と聞かれると…普通に新撰組を語るにあたり出てくる粛清の史実。冒頭の表がいくらか、論じてる感は有るけれど形だけで、組織論ではなく「粛清の史実」かなぁ?

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