時事ネタ嫌い

菊地成孔

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784781610429
ISBN 10 : 4781610420
フォーマット
発行年月
2013年09月
日本
追加情報
:
308p;20

内容詳細

菊地成孔、唯一の社会時評集。

ジャズ・ミュージシャンの菊地成孔が女性誌「フラウ」で4年にわたって書き綴った46本のエッセイに大幅加筆。政治、経済、芸能、文化、食――テレビを観ながら採取しつづけた多種多様な「時事ネタ」から、<震災前>と<震災後>の「全然違うような、何も変わらないような二つの世界」が浮かび上がる。自律神経と魂に効くエッセイ集。

<震災前夜までのニュース>の数々
不二家の3秒ルール/ミートホープ事件/船場吉兆/石原都知事就任/安倍首相バックレ辞任/練炭自殺/アキバ通り魔事件/リーマンショック/豚インフルエンザ/毒ギョーザ/普天間/大相撲と世間/小沢マスク/55年体制最後の自民党総裁マンガ顔の麻生太郎/宇宙人としての鳩山/「ミシュラン東京」発売/オリンピック誘致失敗/「サロン・デュ・ショコラ」のコミケ化/死刑になりたくて殺人/ガザ地区空爆/ベストドレッサー市橋/尖閣


【著者紹介】
菊地成孔 : 1963年6月14日、千葉県銚子市生まれ。ジャズ・ミュージシャン。’84年にプロデビュー。現在はDCPRG、菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール、菊地成孔ダブ・セプテットなど複数のバンドを主宰する他、音楽プロデューサー、音楽講師、文筆家、ラジオ・パーソナリティー等としても活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • izumi さん

    この方の音楽も喋りも好きです。そのノリで楽しみました。  同意できる点・・・「タクシーエムが嫌い」、「データ評価の多様化によるミスリード」  好きな言葉・・・「政治家は老人であるべき」、「カードは紙幣と違って無臭」  そういう見方もあったのね・・・「SATCにジャズとミュージカルが描かれていない」、「地震予測と同じなのね大体」 等

  • かやは さん

    著者は私とは異なる持論を展開するので、本当はどう思っているのかをじっと見つめたくなる楽しさがあると同時に、なんとも言えない不愉快な気持ちにもなりつつ、気付けばずっと読み進めてしまう。自分が言いたいことを言っている感じが、常に人から批難されにくい当たり障りの無い意見を言ってしまう私のようか人間の心をグサグサ刺してくる。しかしこの感覚、嫌いでは無いです。他者を攻撃することで自分の問題か目を逸らし、本当はどうでも良いのに噛み付いてくる歪んだ正義感。自分を疑わない善意の結果から悪の方がタチが悪いってことかな。

  • 今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン さん

    フラウって読んだことないけどこんな連載が許される雑誌なわけ?マツコでラックスに対して、毒舌ってのは知性がないと出来ないことだ、みたいに書いてた人がいたけど、知性ってのは装甲車のようなもんだな、どこに対してどんな悪態でもつきにぶつかっていくことができる。ああ、私もこのような知性とボキャブラリーが欲しいものだ。ばかぢゃね?と感じたことを1000字くらい費やして相手を完膚なきまでに叩きのめすようなことが出来るようになりたい。

  • caniTSUYO さん

    時事ネタ嫌いの菊地成孔による時事ネタエッセイ。フラウ連載時2007年〜2010年10月までのニュースを扱ってて鮮度はないが、筆者の日本人、世界に対する卓越した言説のおかげで価値を今だに保っている。例えば筆者曰くの「直接的にも、間接的にも恋愛ばかりしている日本人=平安貴族化している」、世界から「退行→カワイイ」を半ば強制されてる国=日本、PC救いのないドラッグ等々、アクロバティックかつ耽美的な言説は流石!また本書を読んでいる時に、トラットリアで作者と遭遇〜サインをもらったので個人的に特別な本になった

  • Akito Yoshiue さん

    何を扱っても菊地成孔は面白い。

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菊地成孔

1963年生まれの音楽家/文筆家/大学講師。音楽家としてはソングライティング/アレンジ/バンドリーダー/プロデュースをこなすサキソフォン奏者/シンガー/キーボーディスト/ラッパーであり、文筆家としてはエッセイスト&批評家であり、映画やテレビの劇伴も多い

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