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江戸吉原図鑑

菊地ひと美

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784767834344
ISBN 10 : 4767834341
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2025
Japan

Content Description

なぜ、遊郭は人を惹きつけるのか?色恋と非情が渦巻く非日常の江戸世界をご案内。吉原のしくみ・遊び方、遊女たちの生活、裏方の人びと、季節の行事まで、吉原の「からくり」が丸わかり!

目次 : 1章 吉原のいろは伝授(吉原の出版王・蔦重とガイド「吉原細見」/ 吉原の手引書「吉原細見」を拝見! ほか)/ 2章 吉原での遊び方指南(一階の台所から見た朝の風景/ 遊女屋・大見世の中庭 ほか)/ 3章 吉原のからくり(回転率と男女の恋心を天秤にかけた「廻し」/ 上客でも容赦なくフラれる「廻し」と「貰い引き」 ほか)/ 4章 遊女屋の人びとと日常(才色兼備が当たり前!「花魁」の教養と習い事/ 花魁が面倒をみる幼女「禿」 ほか)

【著者紹介】
菊地ひと美 : 江戸の衣装と暮らし研究家。衣装デザイナーを経て、早稲田大学の一般講座や江戸東京博物館で十年間学びつつ著作活動(文と絵)に入る。2002年から始まった日本橋再開発に作品が起用された。2004年国立劇場より製作依頼を受けて描いた『伝統芸能絵巻』全四巻(10m)は、海外2か国の国立美術館(ローマ・ブダペスト)で3か月間展覧。2008年には、丸善丸の内本店にて同絵巻の国内初披露を含む個展を開催。現在は江戸の著作で活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    図解で、江戸吉原の構造が良く解ります。 単なる遊郭ではなく、現代の銀座や新宿の機能も有していたんでしょうね。私は、江戸時代に生まれていても、吉原に行き(行け)ません。 https://www.xknowledge.co.jp/book/9784767834344

  • nonpono

    上野に吉原展を見に行った。混雑ぶりと熱気に圧倒された。若いとき、「吉原炎上」の映画をテレビで見た。名取裕子は可憐で西川峰子が凄かった。わたしの吉原の原点とも言えよう。本書は、イラスト付きの吉原の指南書である。遊女は一度指名すると原則的に俗に言うチェンジが出来ないんですね。また、花魁はだいたい今で言うと12万五千円、座敷持ちの夜は一万二千円、プラス飲食代やお座敷代かな。有名な花魁道中の下駄は20センチの高さ。また、午前0時までお客さんがつかないと、「お茶を挽く」と。わかりやすい吉原のトリビアみたいな一冊。

  • アイシャ

    絵も奇麗、書き込みも多くて、すなわち情報量も多いのだけれど、書き込みの部分の字がすごく小さくて、私には老眼鏡をかけてもよく見えないのが残念。ルーぺを使って読むのもなかなか疲れる。絵も奇麗なんだけど、全体にボヤっとしている。衣装をよく見てみようと思っても、あまりはっきりしていない。年季の明けた女郎さん、素人女性が普通にできること(家事一般など)が出来ずにまた元の稼業に戻ることも多かったようだ。しかも環境がさらに悪いところで。過酷である

  • メタボン

    ☆☆☆★ 江戸の遊郭事情が図解にわかりやすく理解できる。遊郭に関連した言葉が今でも通用しているのがすごいと思った。新造、割り床、内証、見返り柳、お大尽、外八文字、お茶を挽く、仕舞い、紋日、遣り手、俄(にわか)など。それにしても紋日は通常の倍の料金、しかも客のつかなかった遊女は自腹とは、何と阿漕な。

  • らなん

    初めての方。2025年。カラフルで、細かく描かれた絵だけでも楽しい。江戸吉原の仕組み、お金のこと、1日など、わかり易く書かれていた。小さい頃に、禿として吉原にいると、勉強や稽古で目一杯で、日常生活が出来ない大人になるというのは、大変そうだ。それ以上に、稼がなければいけない金銭面での毎日が、気の休まる時がなさそうだった。この方の、他の本の題名がそそられる。読んでみたいと思う。

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