江戸・戦国のくずし字古文書入門 扶桑社新書

菅野俊輔

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784594079949
ISBN 10 : 4594079946
フォーマット
出版社
発行年月
2019年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
311p;18

内容詳細

戦国武将や江戸の侍が認(したた)めた
古文書や掛け軸が読めると、歴史がもっと楽しくなる!

博物館や美術館などで公開される、新たに発見された古文書や貴重な掛け軸・史料は、歴史好きにとってたまらない魅力のあるものです。
しかし、展示物に書かれたくずし字、古文書をすらすらと読める人はそう多くはないようです。
そもそも日本語なので、くずしのパターンを覚えて自分で読めるようになれば、歴史上の人物像への理解がより深まり、歴史探訪や美術鑑賞がもっとたのしくなるはず。
本書では早稲田大学エクステンションセンターや毎日文化センター、読売・日本テレビ文化センターなどで人気の古文書講師が、まず「てらこや」の教科書を例に、くずし方のきまりや基本形を解説。さらに、戦国から江戸時代にかけての有名な古文書史料・全16点を掲載し、手本としています。
書を眺めながら歴史読み物としても楽しめる、古文書解読の入門書です。

菅野俊輔 (かんの しゅんすけ)
江戸文化研究家、歴史家、早稲田大学エクステンションセンター講師。
1948 年、東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。早稲田大学エクステンションセンター八丁堀校、毎日文化センター、読売・日本テレビ文化センター、小津文化教室での古文書解読講座の講師を務める。講演、テレビ出演、時代考証、著述など幅広く活動。『古地図と名所図会で味わう江戸の落語』『図説 世界を驚かせた頭のいい江戸のエコ生活』『江戸の長者番付』(ともに青春出版社)、『江戸っ子が惚
れた忠臣蔵』(小学館)、『書いておぼえる江戸のくずし字いろは入門』(柏書房)、『大江戸「古地図」大全』『江戸大古地図』『江戸城 天下普請の謎』『ビジュアル版 江戸・東京1000 年地図帳』『江戸の事件簿』『江戸「古地図」探訪』(いずれも宝島社)など編著書、監修書多数。

【掲載史料】
春画、黄表紙、錦絵、
江戸の有名人の書──遠山金四郎の起請文、黄門様の手紙、大岡越前の日記、鬼平の評判……
戦国武将自筆の手紙──武田信玄・織田信長・明智光秀・真田信繁

<目次>
はじめに──仮名の「い・ろ・は」四十八字をおぼえる

「古文書」とは何か
古文書で使われるひらがなと「くずし字」の成り立ち

第一章 古文書・くずし字へのみちびき

一 「てらこやの教科書」で学ぶ文章の基礎

  「江戸仮名」の複数の字形に慣れることから始める
   ■史料1 済泉堂先生書『名所女江戸方角 全』東都書林 衆芳堂梓 
  『名所女江戸方角』に描かれた江戸の地名・地理

二 「長屋の賃貸契約書」にみる江戸庶民の暮らし

  住み込み十年の徒弟奉公後に始まる単身生活
   ■史料2 「店請状の事」『手紙通用 書状独稽古 全』須原屋佐助蔵梓   江戸時代の賃貸契約「店請状」とは

三 「老舗商家」に受け継がれる文書

  江戸時代の商家への就職活動
  江戸の中心だった日本橋の繁華街 
   ■史料3 小津玄久作『定』小津家文書 
現代にも通じる、商人、勤め人としての戒めごと

第二章 江戸・戦国の有名人の書を読み解く
  
一 江戸時代のさまざまな出版物
  ベストセラーの始まりは黄表紙
   ■史料4 蔦屋重三郎「まじめなる口上」 
山東京伝作 黄表紙『箱入娘面屋人魚』 
  黄表紙『箱入娘面屋人魚』出版の背景
  多色摺りの浮世絵「錦絵」誕生
   ■史料5 喜多川歌麿作・画「おちゃつぴい」『咲分ヶ言葉の花』より 
                       
  江戸後期の浮世絵師
   ■史料6 花笠文京作 一勇斎国芳画『枕邊深閨梅』より 
  江戸で流行した中国小説のパロディ
  江戸時代後期は報化社会≠セった
   ■史料7 錦絵「治る御代 ひやかし鯰」 
  安政の大地震からの復興と世直し

二 テレビ時代劇に登場する、江戸の有名人たちの文書

 黄門様は隠居後ほとんど水戸にいた
 五十三通もあった、鍋島元武宛ての光圀自筆書簡
   ■史料8 徳川光圀書簡集 巻7「鍋島紀伊守元武宛書簡」
 将軍綱吉の治世にも鷹狩を楽しんだ光圀
 暴れん坊将軍≠ヘ町を出歩かなかった!
   ■史料9 老中松平信祝「五月三日付堀親蔵宛書簡」 
 将軍補佐役の老中から将軍家臣の大名に宛てた書簡
   コラム【享保十七年の将軍吉宗の外出】
 大岡越前自筆の日記
   ■史料10 大岡越前守忠相自筆
「大岡忠相日記 寛保三年二月(寄託大岡家文書)」
 かなり多忙だった大岡越前の日常
   コラム【寛保三(1743)年二月、大岡忠相の外出記録】
 
 火付盗賊改「鬼平」が活躍した時代
   ■史料11 水野為長著「よしの冊子」『鶯宿日記』所収
         「長谷川平蔵宣以の評判」 
実は鬼平は人望がなかった!?
痔に悩まされていた遠山の金さん
  ■史料12 遠山金四郎「起請文前書」 
神仏の名のもとに誓約する幕府の書式

三 戦国時代の古文書
 戦国の龍虎、武田信玄と上杉謙信の時代
  ■史料13 武田信玄自筆「誓詞の意趣は」
内閣修史局編『史徴墨寶』(上・下)より 

 父と別れた、若き二人の武将の想い
 戦国の革命児$D田信長の天下布武
  ■史料14 織田信長書状「秀吉室おね宛仮名消息」 
 織田信長の見事な文章力と優しさがうかがえる文書
 本能寺の変──明智光秀、十一日間の三日天下
  ■史料15 明智光秀自筆「土橋重治宛光秀書状」 
 明智光秀はなぜ主君・織田信長を討ったのか
 九度山から真田丸へ
  他

【著者紹介】
菅野俊輔 : 江戸文化研究家、歴史家、早稲田大学エクステンションセンター講師。1948年、東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。早稲田大学エクステンションセンター八丁堀校、毎日文化センター、読売・日本テレビ文化センター、小津文化教室での古文書解読講座の講師を務める。講演、テレビ出演、時代考証、著述など幅広く活動。編著書、監修書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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