基本情報
内容詳細
身近であるけれども取っつきにくい地方財政について、コンパクトにかみ砕いて解説する入門テキスト。地方財政の役割や仕組み、地方公共団体の歳出・歳入にかかわる諸制度、そして制度の背景にある理論について、バランスよく説明します。
目次 : 1 地方財政のすがた―簡単には割り切れない国と地方の関係/ 2 財政の機能と地方財政が果たすべき役割―地方財政の仕事は何?/ 3 地方分権の経済理論―地方分権は良いことばかり?/ 4 地方歳出構造と行政改革―求められる能率性と柔軟性/ 5 地方税の制度と理論―国と地方の税金は違います/ 6 国庫支出金の制度と理論―国からのひもつき補助金は悪いもの?/ 7 地方交付税の制度と理論―地域間格差への対応はいつの時代も悩ましい/ 8 地方債と地方財政健全化―地方は自由に借金できる?/ 補章 経済学理論・統計指標の概要
【著者紹介】
菅原宏太 : 神戸商科大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得後満期退学、経済学修士。現職:京都産業大学経済学部教授(専攻:地方財政論)。主要著作「地域間協調行動の実証分析―繰返しゲームからみた定住自立圏形成」『日本地方財政学会研究叢書』第21号、79‐195頁、2014年(日本地方財政学会第15回佐藤賞・論文の部受賞)
松本睦 : 神戸大学大学院経済学研究科博士後期課程中退、博士(経済学)。現職:名古屋大学大学院環境学研究科教授(専攻:地方財政論、公共経済学)。主要著作『租税競争の経済学―資本税競争と公共要素の理論』有斐閣、2014年(日本地方財政学会第15回佐藤賞・著書の部受賞)
加藤秀弥 : 名古屋大学大学院経済学研究科博士後期課程修了、博士(経済学)。現職:龍谷大学経済学部准教授(専攻:財政学、地方財政論、公共経済学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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人物・団体紹介
菅原宏太
神戸商科大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得後満期退学、経済学修士。現職:京都産業大学経済学部教授(専攻:地方財政論)。主要著作「地域間協調行動の実証分析―繰返しゲームからみた定住自立圏形成」『日本地方財政学会研究叢書』第21号、79‐195頁、2014年(日本地方財政学会第15回佐藤賞・論文
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