カシス川

荻野アンナ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163907345
ISBN 10 : 4163907343
フォーマット
出版社
発行年月
2017年10月
日本
追加情報
:
203p;20

内容詳細

老いる母、癌の私。ふたりが生きる彼岸の現実。「小説」でしか書けなかった母娘の闘病記。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 抹茶モナカ さん

    自分の大腸がんでの闘病と、それと同時にこなす90歳の実母の介護の心象を、幻想を交え、小説という形式で書いたもの。僕自身、母親の老いで、母親の生活の手伝いをする回数が増えて来たのもあり、手に取った。自分の病気で通院する事すら、自分のために時間が使えて幸せに感じる著者の介護の現実。闘病の現実。作中に「生」の瞬間が煌めき、そして、現実に飲み込まれて消えて行く。年老いた親との立場が入れ替わり、親が子供と化して行く様子や気持ちの変化が生々しく、でも、ちょっと、母親との距離が近過ぎるような感じで、いろいろ感じた本。

  • こちゃら。 さん

    よくわからないまま読了。私の苦手な文体でした。

  • sk さん

    ガン闘病記。荻野らしいユーモアとウイットが好ましい。

  • やっちゃん さん

    初読みの荻野さん。どんな方かは知らないけど、母娘の闘病記と聞き興味を持つ。しかし、共感は得られず、期待外れだった。介護も闘病も、重く切なく辛い事ばかりではないし、沁みる様なエピソードばかりがあるわけではないだろうけど、あっけらかんと書かれると、それはそれでシラケてしまう。母を失った哀しみを共有できるかと思ったのだが、どこか何かが違った。

  • ふみ さん

    母と自分の、それぞれのからだが思うにならない感じと、心も、親子ならではのわがままやらが、自分もそういう年代に入り、わかる気がした。でも、猫が誰なのかわからなかったり、比喩的で、読解力不足でした。

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人物・団体紹介

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荻野アンナ

1956年横浜市生まれ。作家。慶應義塾大学文学部教授。フランス政府給費留学生としてパリ第四大学に留学し、ラブレーを研究、1986年ソルボンヌ大学博士号取得。1991年『背負い水』(94年文春文庫)で芥川賞、2002年『ホラ吹きアンリの冒険』(文藝春秋)で読売文学賞受賞。2007年フランス教育功労賞シ

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