西の善き魔女 1 セラフィールドの少女 角川文庫

荻原規子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041008836
ISBN 10 : 4041008832
フォーマット
出版社
発行年月
2013年06月
日本
追加情報
:
352p;15

内容詳細

15歳になったフィリエルは、はじめての舞踏会の日、燦然と輝くダイヤと青い石の首飾りを贈られ、幼なじみの少年ルーンに、それがフィリエルの母の形見であると告げられる。青い石は女王試金石と呼ばれ、王国でもっとも大切な宝石であることが明かされていく。それは自らの出生の秘密とつながっていた―。人里離れた北の高地で育った少女の運命が、大きく動きはじめる。人気ファンタジー作家、荻原規子の新世界の幕が上がる!

【著者紹介】
荻原規子 : 東京生まれ。早稲田大学卒。『空色勾玉』(福武書店)でデビュー。その後、『白鳥異伝』『薄紅天女』(徳間書店)で「勾玉三部作」を構成する。以来、ファンタジー作家として活躍。2006年、『風神秘抄』(徳間書店)で、第53回産経児童出版文化賞・JR賞、第46回日本児童文学者協会賞、第55回小学館児童出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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ハードカバー版を持っているのですが、表紙...

投稿日:2021/03/15 (月)

ハードカバー版を持っているのですが、表紙に惹かれて購入しました。女王選の謀略が絡む西洋風の本格異世界ファンタジーです。本編全5巻、外伝全3巻。読みごたえがあり、ファンタジーを読む方にはとにかくお勧めです!ボーイミーツガールのようなノリもあります。主人公は行動力溢れる15歳の少女フィリエルですが、男性キャラにも視点は移動します。1巻の内容ですが、改めて読み直してみましたが、記憶にあるよりユーシス(フィリエルが住む土地の次期領主)がフィリエルにひどいことをしていますね…。これが尾を引かないフィリエルはすごい。

atori さん | 不明 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 優希 さん

    面白かったです。自らの出生と関係した石を手にすることで迷い込んだ非日常の世界。フィリエルの世界はほんのわずかなことで変わってしまったのですね。大きく揺れ始めた運命に目が離せませんでした。王道の物語と言われればそうかもしれませんが、だからこその楽しみがあるように思います。

  • seri さん

    荻原さんの物語を読む度に恋に落ちる。中公版持ってるのに手を出してしまうのはそういう理由。初読はあの分厚いハードカバー。今にして思えばよくあれを持ち歩いて通学してたなと思うんだけど。荻原作品の中でも飛び抜けて何でもアリの今作。少女漫画が好き!って方に全力でオススメしたい。蒼穹の青、山陰の青、湖の青、そして神秘的な首飾りの青。描写の美しさに心惹かれ、序盤から坂道を駆け下りていく怒涛の展開に飲み込まれ、少女の強さに希望を見出す。気付けば目の前に広がるのはグラールの風景。壮大な物語の幕が開く。物語に、とらわれる。

  • くりきんとん99 さん

    久しぶりに読むファンタジー。そして初めて読む荻原さん。何気に手に取った本だったけど、予想以上に面白さにページを繰る手が止まらなくなった。読み終わって1巻しか買っていなかったことを後悔。さっき慌てて残りの巻を買ってきた。近所の本屋に在庫があって助かったわ。

  • 🐷 こ ぶ 🐖 さん

    会社の後輩から「面白いから読んで」と言われ、借りました。主人公のフィリエル・ディーが本当に魅力的!面白かった〜!早く続きがよみたいな。勾玉シリーズ以来久し振りの荻原作品ですが、やはり世界観にはまります。

  • tom さん

    中学の頃大好きで何度も読んだシリーズです。描写も台詞も一つ一つが本当に素敵でみんな愛おしい。大まかな流れは覚えてるつもりだったけどやっぱり忘れちゃってるなぁ。改めて新鮮な気持ちで楽しみます。昔はルーンよりユーシスだったけど、ルーンの「ごめん、また泣かせた」にやたらきゅんとした(笑)

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人物・団体紹介

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荻原規子

東京に生まれる。早稲田大学教育学部国語国文学科卒。『風神秘抄』(徳間書店)で産経児童出版文化賞・JR賞、日本児童文学者協会賞、小学館児童出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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