源氏物語 つる花の結び 上

荻原規子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784652202586
ISBN 10 : 465220258X
フォーマット
出版社
発行年月
2018年06月
日本
追加情報
:
347p;20

内容詳細

長雨の夜に語られた女性談義で若い源氏はさまざまな女性の魅力を知りたくなります。貴公子の恋は、身分を越え、人妻の空蝉、頭中将の可憐な女人・夕顔、落ちぶれた宮の姫君・末摘花と危うい綱渡りを続けていきます。

【著者紹介】
荻原規子 : 東京に生まれる。早稲田大学教育学部国語国文学科卒。2006年『風神秘抄』(徳間書店)で、産経児童出版文化賞・JR賞、日本児童文学者協会賞、小学館児童出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ひめありす@灯れ松明の火 さん

    荻原規子版源氏物語、最後を飾るのは玉鬘十帖。筆致の違いから後世に付け足されたのだろう、と言われている部分。この部分のヒロインは「中の品」と言われる女性たち。勿論彼女らも立派な深窓の姫君なのだけれど、身分だけで嫁げるという訳でもないし、かといって働くのも淡々しいといわれてしまいそう。という訳で、良いように源氏に翻弄されてしまう。悲しい程愛の嵐に飲み込まれていく女性達です。空蝉の退場は酷く唐突で、私もその影を追い求めてしまった。そしてどこ行ったのかしら軒端荻。個人的に気になる彼女が出てこなかったのは残念でした

  • Nyah さん

    「空蝉」のみ読了。/以前から読んでいた『源氏物語 上 (池澤夏樹=個人編集 日本文学全集04) 』角田光代訳には副題として「拒む女、拒まぬ女」で、「恋した人は、かたくなにつれない態度を崩さないまま、 蝉のように衣を残して去ってしまったということです。」源氏の君は目をつけた伊予守の妻を狙う。彼女の弟小君を味方に忍び込んだ先には空の衣のみ。そのまま別の女に手を出すも見境ないと思われないよう、口止めをするが後朝など放置。しかし伊予守、妻に好色色男に懸想され、娘に手を出されて気づかない、気づいても言えないって😤

  • Nyah さん

    「末摘花」のみ読了。皇族「常陸宮」の姫君で身分高い女性で、父の死以降、倹しい生活をしていた。光源氏は、屋敷に仕える大輔命婦から没落した姫の話を聞き興が湧く。大輔命婦に命じて覗き見に行くが、覗けず、大輔命婦が裏で手引きし琴の音を聴く。興味が薄まった頃、頭中将も狙っている事に気づき、顔も見ずに強引に逢瀬に挑む。そして雪の日、彼女の姿を初めて目にし、その醜さに驚き、落胆する。しかし、容貌の凄さ、オヤジ臭い毛皮や古びた衣装、歌のセンスの無さに、趣を感じ生活支援を始めるのだった。😅社会支援だよ。若紫との対比。

  • ゆずきゃらめる*平安時代とお花♪ さん

    荻原規子流、源氏物語現代語訳♪今回は玉鬘十帖です。あまり読んだ記憶ががなくて新鮮。、全ての始まりは好色男子の品定めから。若き日の光源氏はただ聞いていただけではなかったのだ。夕顔、末摘花、空蝉・・玉鬘?当てはまってたのか。玉鬘がこれからどうなるのか・・。玉鬘=つる花は初めて知りました。

  • ユウユウ さん

    紫の結び、宇治の結びと読んで、あら?玉鬘は?と思っていたら、こういう風にまとめてあるんですね。文章は平易で源氏物語をざっと振り返るにいいかと。

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荻原規子

東京に生まれる。早稲田大学教育学部国語国文学科卒。『風神秘抄』(徳間書店)で産経児童出版文化賞・JR賞、日本児童文学者協会賞、小学館児童出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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