彼女たちの売春 (ワリキリ)

荻上チキ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784594067342
ISBN 10 : 4594067344
フォーマット
出版社
発行年月
2012年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
333p;19

内容詳細

100人を超える“彼女たち”へのインタビューから浮き彫りになる、なかったことにされてきた不幸。

目次 : 1章 社会的な引力・斥力―風俗・ワリキリ・精神疾患/ 2章 排除の果て、アウトサイドの包摂―虐待・ホスト・ドメスティックバイオレンス/ 3章 貧困型売春と格差型売春と―学歴、貧困、ハウジングプア/ 4章 母親としての重圧―離婚、中絶、シングルマザー/ 5章 全国ワリキリ事情―車、パチンコ、買春旅行/ 6章 3・11―地震、津波、原発事故/ 7章 ナナとの出会い―日記、メール、妊娠報告/ 8章 買う側の論理―喫茶、サイト、利用データ/ 9章 出会い喫茶のルーツ―自己決定、自己責任、自由市場

【著者紹介】
荻上チキ : 1981年生まれ。評論家・編集者。メールマガジン『αSYNODOS』『困ってるズ』、ニュースサイト『シノドスジャーナル』編集長。政治経済から社会問題まで幅広いジャンルで取材・評論活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ブエノスアイレスの道 さん

    ショック。荻上さんが多大な時間とお金と労力を使って取材している。人は生まれた環境に大きすぎる影響を受けるし、自然に誘い込まれてしまった売春の世界から飛び出すことは困難だ。売春を続けるうちにほとんどの人が「病んでくる」のは、食欲や睡眠などと同じ性欲という自然な欲求に、激しい嫌悪感を我慢したりして無理をさせるから、心身がおかしくなるのだろう。では…出会い喫茶などでお手軽に買春する人はどんな状態の人なのか。同じ手法で「彼らの買春」として全国の100人以上の匿名男性を取材してほしい。そこから何か見えてこないか。

  • RYOyan さん

    ホームレスというと男性をイメージするけど潜在的なホームレスの問題となると、女性の場合は複雑な事情があって表に上がってこないケースがあるということがよくわかった。荻上チキ氏は古市憲寿氏つながりで知ったけど、身体張って調査してる感じが良い。裏社会が存在している理由がよくわかったけど、既存のセーフティーネットと噛み合わず、なかなか抜け出せない構造になっているのが何だか切ない。

  • 美影ネコ さん

    オレがいわゆるアンダーグラウンドというものを勉強しようと思ったきっかけ。というよりは成人になる前にしなきゃいけない社会勉強のつもり。アンダーグラウンドとはいってもアンダーではないし。みんな生きてるんだから。グラウンドは一緒。価値観の押し付けって言うのかな。そういうのが吐きそうになるほど嫌いになっている自分がいる。だから知らなきゃいけない。そう思う。

  • くさてる さん

    この本から滲み出てくる現実の重みに、喉元まで苦しいものがこみ上げてくるような思いになった。出会い喫茶を現場にして売春をする女性たちの実情に迫った内容。様々な事情を抱えた女性たちが、彼女たちの口調そのままでおしゃべりしていく生活の中身が、自分も知っている現実と間違いなく交差して、ただ辛かった。けれど過度に情緒に流されることも無く、統計的な数字で表される事実が挟まれる構成が、こちらの勝手な思い込みを修正していってくれた。なにかを「知る」という面白さと重みを同時に味あわせてくれる一冊です。

  • 苦虫 さん

    この本の悲劇はノンフィクションだと言うこと。でもずっとケータイ小説を読んでいる気分だった。こうした私の感覚が、社会に積もり積もってきっと斥力となるのだろう。調査方法がすごい。出会い喫茶ってよく看板見つけるけど、そんなことがあの中で起こっていたんだね。起こっているのはケータイ小説の中ではなく、すぐ隣だってこと、その入口へは誰にも開かれていること。創始者の思いがねじ曲がってしまったことが残念。必要悪ってなあに?

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