オリジナル版 さっちん

荒木経惟

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309278148
ISBN 10 : 4309278140
フォーマット
出版社
発行年月
2017年02月
日本
追加情報
:
32p;21X22

内容詳細

天才荒木・伝説のデビュー作が半世紀ぶりに甦る! 1964年太陽賞受賞後ネガが紛失した幻のオリジナル版「さっちん」が初めて写真集に……昭和の子どもが甦る感動の写真絵本。

【著者紹介】
荒木経惟 : 1940年、東京、三ノ輪生まれ。日本を代表する写真家であり、オーストリアより科学芸術勲章を贈られるなど、世界のARAKIとして知られるアーティスト。千葉大学工学部在学中から撮り続けた「さっちん」で第1回太陽賞受賞。雑誌発表後ネガが紛失し幻の写真となる。電通に入社後、青木陽子と結婚。妻陽子との新婚旅行を写真集にした私家版「センチメンタルな旅」(1971年刊、2016年河出書房新社より復刻)を限定1000部刊行し、その後、世界写真史の伝説となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 厩戸皇子そっくりおじさん・寺 さん

    天才アラーキーの初期の写真集。とてもいいと思う。私は写真の良し悪しはわからないのだが、アラーキーの写真は漫画や物語のような面白いものとして見る。この写真集も絵本のように楽しいものとして見た。かつてアラーキーが仲良くなった小学生・さっちんを1年かけて写したものである。さっちんのみならず、彼を取り巻く他の子供達もあどけなくて可愛い。今の子供よりもモッサリして垢抜けないぶん可愛い。サザエさんやドラえもんに出てくる子供達というのはこういう子達である。だからこれらの漫画の子供は今の子供と断絶しているのである。

  • keroppi さん

    何でこれがオリジナル版かというと、太陽賞を受賞したネガは、紛失していて、1994年新潮社版は、アウトテイクからセレクトしたもので、これは過去の雑誌から復元した、正真正銘のオリジナル版なのだそうだ。技術の進歩は凄い。復元された写真のエネルギーは、凄い。今は見ることのない表情豊かな子供たちもさることながら、それを活写した若き荒木経惟さんの眼光は鋭い。

  • むぎじる さん

    1964年の作品集を再刊行するにあたり、古い雑誌から起こして印刷されたと書かれていた。現代の技術に驚く。小学4年のさっちんの表情は、子どもらしい無邪気さと、大人を思わせるシニカルさと、くるくると多様に変化する。朝起きて日が沈むまで力一杯遊び、疲れ果てて燃料が切れたようにコトリと眠りにつく。がむしゃらで濃い1日を送っていた子ども時代を思い出す。

  • gtn さん

    廃墟のようなアパートを前にして暴れまわるさっちん。庶民の力強さが溢れている。この写真集を原点とする著者を全面的に信用する。

  • 山猫 さん

    まるで自分を見ているようで、微笑ましかった。

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人物・団体紹介

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荒木経惟

1940年東京都生まれ。千葉大学工学部写真印刷工学科を卒業後、電通にカメラマンとして入社。1964年「さっちん」で「第1回太陽賞」を受賞。1971年に妻・陽子との新婚旅行を收めた『センチメンタルな旅』を自費出版。翌年よりフリーとなる。被写体との個人的な関係性を写した「私写真」、強烈なエロス(生、性)

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