定本荒巻義雄メタSF全集 第5巻 時の葦舟

荒巻義雄原作

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784779121036
ISBN 10 : 4779121035
フォーマット
出版社
発行年月
2015年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20

内容詳細

『時の葦舟』は、日本SFの一つの到達点を示した“連作長編”。四つの世界を、時空を超えて漂い流れる「時の葦舟」…。時空が変わるたびに変転する登場人物たち…。夢を通して語られる世界の秘密とは…?“幻想SF”とでも呼ぶべき独特な荒巻ワールド!

【著者紹介】
荒巻義雄原作 : 1933年小樽市生まれ。早稲田大学で心理学、北海学園大学で土木・建築学を修める。日本SFの第一世代の主力作家の一人。現在も札幌で旺盛な作家活動を続けている

巽孝之 : SF評論家、慶應義塾大学教授

三浦祐嗣 : SF研究家、元北海道新聞文化部長。イスカーチェリSFクラブ元会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • スターライト さん

    表題作をはじめとした連作短篇〈白亜シリーズ〉5篇と、SFファンジンに掲載された短篇、北海道新聞連載のインタビュー等を収録。連作短篇は、『白き死〜』に見られた、同一人物が異なる名前で登場しつつ、世界の成り立ちを明らかにするストーリー。石による飛行機械などの魅惑的なガジェット、夢か現実かわからないような、まるで窓ガラスかカーテンごしに風景を見るような描写に強く引き込まれる。インタビューは著者の生い立ちが詳細に語られ、北の大地が彼の作品に強く刻印されていることがよくわかる。

  • 記憶喪失した男 さん

    連作短編集。時と石に囲まれた街と夢を扱った幻想小説。

  • ぶうたん さん

    同人誌掲載の短編以外は既読だが、表題作はやはり素晴らしい。鏡、植物、石をモティーフにした3編と、それらを連関させてまとめあげる完結編からなる連作SF中編集。精神科学の知識があればもっと楽しめたはずなので、そこはちょっと悔しい。サイレントスター掲載の短編は、独創的なアイディアと、多少の形式の工夫を盛り込んだ著者の若き日のとんがったSFで、これまた楽しい。白き日も、聖シュテファンも良い作品だと思うが、再読してみてやはり初期の短編や連作には敵わないと、あらためて思い知らされた。広く読まれるべき傑作。

  • かやは さん

    俺もそろそろトカゲ狩りに出かけないとな……

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荒巻義雄原作

1933年、小樽市生まれ。早稲田大学で心理学、北海学園大学で土木・建築学を修める。日本SFの第一世代の主力作家の一人。2023年、『小樽湊殺人事件』(小鳥遊書房)刊行。『SFする思考』にて第43回日本SF大賞受賞。現在も生涯現役をモットーに、作家活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に

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