作家と温泉 お湯から生まれた27の文学

草なぎ洋平

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309727783
ISBN 10 : 4309727786
フォーマット
出版社
発行年月
2011年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
120

内容詳細

夏目漱石、志賀直哉、川端康成などの文豪から、武田百合子、田中小実昌、つげ義春、横尾忠則ら作家と温泉の味わい深いエピソードを紹介。お風呂でなごむ文豪たちのまったり図版が満載。川本三郎らのコラムも掲載。

【著者紹介】
草〓洋平 : 1976年、東京生まれ。株式会社東京ピストルの編集者。文筆家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • かもめ通信 さん

    頁をめくるとよくもまあこんな写真が残っているものだ!と思わず唸ってしまうような、作家と温泉にちなんだ写真をふんだんに盛り込みながら紹介される全国各地の温泉。あの名作に繋がるエピソードや作家の意外な一面を知る1冊として、はたまた旅行のガイドブックとして、1冊で2度3度と楽しめるかと実家両親にプレゼントしたところ、「で、どこに連れて行ってくれるんだ?」と言われてちょっと慌てましたw

  • これでいいのだ@ヘタレ女王 さん

    お湯から生まれた27の文学。作家の愛した温泉銭湯の写真とエピソード。自分も温泉に浸かっているようなほっこり気分が味わえた

  • sawa さん

    ☆☆☆☆ 「温泉に同化するため」にヌル湯を好んだ坂口安吾、太宰へ金を届けるために温泉へ赴いた壇一雄、いたずらによって湯治客をパニックに陥れる宮沢賢治、脳梗塞で倒れた時を想定して編集者と同じ部屋に寝る山口瞳、女性と共に温泉旅館を泊まり歩いた竹久夢二、井伏鱒二と過ごした思い出の温泉地で心中未遂を繰り返した太宰治。温泉を愛した作家達のエピソードが、貴重なヌードと共に楽しめる。温泉ガイドとしても使えるお得な一冊。

  • misui さん

    そういえば昔の作家って温泉ばかり行ってるな、と思いながらぱらぱら。漱石からつげ義春まで広くカバーしてある。

  • 千賀葵 さん

    図書館で見つけて一気読みしたけど、写真も温泉情報も貴重で、ぜひ入手したい一冊。 いちばんおもしろかったのは冷泉好きの坂口安吾だけど、井伏と太宰の師弟関係も素敵だった。檀一雄が太宰に過酷な目に遭わされたのは先日別の本で読んだばかり。一度行ってみたい城崎温泉の宿も載っていて嬉しい。

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