詩集 燃える水滴

若松英輔

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784750515755
ISBN 10 : 4750515752
フォーマット
出版社
発行年月
2019年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
124p;20

内容詳細

石牟礼道子へ、また多くの逝きし者たちへ、ことばを贈る。詩歌文学館賞受賞の詩人・批評家の待望の第三詩集。

目次 : 私はわたしを知らない/ 愛の発見/ 祈る人/ あやまち/ 掘る人/ 本と金と/ つたない詩集/ 緑色の光/ コトバの人/ 誘い〔ほか〕

【著者紹介】
若松英輔 : 東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授・批評家。1968年生まれ、慶應義塾大学文学部仏文科卒業。2007年「越知保夫とその時代求道の文学」にて三田文学新人賞、2016年『叡知の詩学小林秀雄と井筒俊彦』にて西脇順三郎学術賞、2018年『詩集 見えない涙』にて詩歌文学館賞、『小林秀雄美しい花』(文藝春秋)で角川財団学芸賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • やすらぎ さん

    詩に出会うまで、随分と長い道を歩かねばならなかった。探しているものはすでに心のうちにあって、自らを支えているものかもしれないのに。…人は自分を知らない。自分の言葉の力を知らない。声を知らない。自分が放っている光さえ気づかない。「私は自分で自分に感動できる人間になりたい。」…大事なことを探したいと本ばかりを読んで、隣人の悲しみに目を閉ざす非情な人にはなりたくない。「水をください。こころを満たす言葉という渇くことのない蒼い水を。」…詩集が道しるべとなり、人々の心に明かりを灯す。何度でも、言葉を紡ぎ、心を繋ぐ。

  • ルカ さん

    亡き石牟礼道子さんへ贈る詩集。 目に見えないものほど、言葉に出来ないものほど、それを表すために詩を書こうと著者は言う。 大切な人が亡くなったとき、思いをひたすら書く。手紙として届けるように。

  • あじ さん

    ことばが表面張力をすり抜けて つっっと燃える水滴を流す◆若松氏の第三詩集

  • テクパパザンビア さん

    面白かった。『私はわたしを知らない 』と『わたしはいつも 悲しむのがおそい』がお気に入りです。

  • とよぽん さん

    U部の詩は、亡き人、石牟礼道子さんへの手紙。装丁が名久井直子さん。表紙の金色の水滴が存在感を放つ。本を持った感じは、軽くて手になじむ柔らかさがあった。若松英輔さんの詩は初めて読んだ。「言葉の供物」の3連、4連「言葉をささげよ」、「燃える水滴」の、さくらの樹を介した亡き人との交信。静かだが強い思いが表されている。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品