詩集 愛について

若松英輔

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784750516424
ISBN 10 : 4750516422
フォーマット
出版社
発行年月
2020年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
115p;20

内容詳細

痛みとよろこびを知るすべての人に贈る36の詩。

目次 : 定義1/ 弱い人/ 光/ 受苦/ 定義2/ 車窓/ 悲愛/ 時のありか/ 時のきらめき/ 傘〔ほか〕

【著者紹介】
若松英輔 : 1968年新潟県生まれ。批評家、随筆家、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授。慶應義塾大学文学部仏文科卒業。2007年「越知保夫とその時代 求道の文学」にて第十四回三田文学新人賞評論部門当選、2016年『叡知の詩学 小林秀雄と井筒俊彦』(慶應義塾大学出版会)にて第二回西脇順三郎学術賞受賞、2018年『詩集 見えない涙』(亜紀書房)にて第三十三回詩歌文学館賞詩部門受賞、『小林秀雄 美しい花』(文藝春秋)にて第十六回角川財団学芸賞、第十六回蓮如賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 東谷くまみ さん

    愛するヒトやモノを喪ったとき、心は悲しみに支配されるけれど、いつしかそれは少しずつ蒸留されて“愛しみ”へと変化する。かわした言葉、そばで感じた温もり、優しい光を湛えた瞳。もう同じ時を生きることはないけれど、今でも時々思い出す。ふと襲ってくる悲しみも、あなたの思い出の前では無力だ。あとがきから「人は自分で何をしたのか分からないとき、利他においてもっとも強靱になる」。あなたが私にくれた、今を生きる私を支えてくれるもの…それが愛。

  • momo さん

    ボードレールのような、難解で考え込んでしまうような言葉はひとつもない。そこにあるのは、筆者の心の奥底にあるそのままの気持ち。だからこそ我々にも、悲しみや切なさや愛おしさがストレートに伝わってくる。なぜ人は、失ってから初めてその愛の深さ、幸せの在処に気づくのだろう。

  • フム さん

    美しい本。愛を知ることの喜びよりも、愛することで生まれる悲しみについて書かれていて、読んでいると心がしずまってくる。「愛しみと書いて かなしみと 読むそうです」「愛することは 悲しみを 積み上げること…」そうだなぁ…と思う。

  • 双海(ふたみ) さん

    再読。愛ってなんだっけ?っていう感じになったので。「光」という詩から・・・「言葉で/おもいを/告げるのも/いいけれど/気づかれないように/ひとりで/あなたをおもって/祈っているのもいい」

  • 双海(ふたみ) さん

    再読。安易な空想に逃げることなく、また、俗事に堕することもなく、絶妙なバランスを保ちながら紡がれる愛の詩。

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