基本情報
内容詳細
広がる社会の分断、無関心という病、気候変動のリスク。コロナ禍で顕在化した社会の危機、心の危機に私たちはどう立ち向かえばいいのか。新型コロナウイルス感染症の流行という「危機」を手がかりにしつつ、より広い歴史的視座のもと、過去の叡智に未来への道筋を探る神学対談。
目次 : 第1章 常に直面するものとしての危機(コロナの危機のなかで/ 「無関心のパンデミック」 ほか)/ 第2章 疾病とキリスト教(神学はどのように生まれたのか/ 疫病とキリスト教 ほか)/ 第3章 「個」から「ともにある」へ(個の危機からともにある危機へ/ 自分自身が、自分にとって大きな謎になる ほか)/ 第4章 「危機」こそ「画期」である(危機は画期になり得る―アウグスティヌスの神学の成立/ 危機こそ画期である―トマス・アクィナスの神学 ほか)/ 第5章 危機の神学者としての教皇フランシスコ(危機を予見していた教皇フランシスコ/ 教会の枠を超えた教皇フランシスコの回勅 ほか)
【著者紹介】
若松英輔 : 1968年生まれ。批評家、随筆家、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授。慶應義塾大学文学部仏文科卒業。『小林秀雄 美しい花』(文春文庫)で角川財団学芸賞、蓮如賞を受賞
山本芳久 : 1973年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科教授。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。専門は哲学・倫理学(西洋中世哲学・イスラーム哲学)、キリスト教学。主な著書に『トマス・アクィナス 理性と神秘』(岩波新書、サントリー学芸賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ユーザーレビュー
読書メーターレビュー
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
trazom さん
読了日:2022/01/30
みこ さん
読了日:2022/02/04
Timothy さん
読了日:2022/03/13
joyjoy さん
読了日:2023/02/05
九曜紋 さん
読了日:2022/01/19
(外部サイト)に移動します
文芸 に関連する商品情報
-
完全版Testosteroneバイブル『365日、絶好調で超ハッピーに... 毎日365日、身近なところに置いて読み続けるだけで、自然とTestosterone哲学が染み込んでいく!10周年メモ... |6日前
-
50年の時を経て文庫化『百年の孤独 新潮文庫』6月26日発売 100年の傑作が50年の時を経て文庫化。6月26日発売決定。世界46言語に翻訳され、5000万部を売り上げている世界... |2024年04月17日 (水) 00:00
-
人気作家17人によるリレーエッセイ『私の身体を生きる』5月24日発売 女性/女性として生きる17人の作家がときにユーモラスに、ときに激しく、かつてない真摯さでつづった、自分と自分の身体の... |2024年04月11日 (木) 00:00
おすすめの商品
商品情報の修正
ログインのうえ、お気づきの点を入力フォームにご記入頂けますと幸いです。確認のうえ情報修正いたします。
このページの商品情報に・・・