歴史の場 史跡・記念碑・記憶 MIRERVA西洋史ライブラリー

若尾祐司

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784623057344
ISBN 10 : 4623057348
フォーマット
出版社
発行年月
2010年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
22cm,349,9p

内容詳細

本書は史跡と記念碑、墓所と墓地、過去の歴史の現場や現物など、多種多様なモニュメントとメモリーの事例研究であり、時間を超えて伝承される過去の反芻・再発見プロセス、また国民的な空間を越えて広がる、記憶の成層化プロセスを浮き彫りにする。事例研究は、ワシントン家の墓所やミュンヘン聖母教会の皇帝墓、ニューヨークの「黒人墓地」とパリのペール・ラシェーズ墓地など。

目次 : 第1部 アメリカ(眠れぬ死者―ポカホンタス・ヨークタウン・ワシントン/ 奴隷制の記憶とニューヨーク―ロワーマンハッタンのアフリカ人墓地保存問題/ 海賊の息づく港町ポートロイヤル/ イギリス領北米植民地はの移住の経験と記憶―ニューヨーク・パラタイン人移民の軌跡)/ 第2部 イギリス(ニュートンのりんごの木―記念樹の誕生/ 救済と恥辱の場ワークハウス/ リブ・ラブ派経営者とトマス・ブラッシー二世追想)/ 第3部 フランス(パリ街角の肖像―記憶を反芻する意味と意義/ パリの墓地ペール・ラシェーズ)/ 第4部 東欧・北欧(神への感謝と英雄の顕彰―対ナポレオン「祖国戦争」後のロシア/ メンデルを顕彰する都市ブルノ/ カレリアの記憶―ソ連・フィンランド戦争とシベリウス)/ 第5部 ドイツ(ミュンヘン聖母教会の皇帝墓/ 改革派教会会議の記憶―エムデンの事例/ 四八年革命とケルン大聖堂建設際/ アジア探訪者ケンペルの顕彰史/ 世界大戦の記憶―フランクフルト・アム・マインの戦争記念碑/ 世界に広がる記憶「広島」―一九五〇年代のドイツ語圏から)

【著者紹介】
若尾祐司 : 1945年岐阜県生まれ。1972年名古屋大学大学院法学研究科博士課程中途退学。法学博士。現在、放送大学愛知学習センター所長。名古屋大学名誉教授

和田光弘 : 1961年広島県生まれ。1989年大阪大学大学院文学研究科博士後期課程中途退学。博士(文学)。現在、名古屋大学大学院文学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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若尾祐司

1945年生まれ。現在:名古屋大学名誉教授

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