粋を食す 江戸の蕎麦文化

花房孝典

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784635820745
ISBN 10 : 4635820742
フォーマット
出版社
発行年月
2018年09月
日本
追加情報
:
237p;20

内容詳細

蕎麦こそ江戸の「粋」を伝える食文化。「二八そばの正体とは?」「江戸前でもない蕎麦がなぜもてはやされる?」など蕎麦の奥義を紐解くユニークな蕎麦事典。

目次 : 第1章 江戸の蕎麦事典(考察江戸の蕎麦/ 蕎麦と茶 ほか)/ 第2章 蜀山人蕎麦ばなし(「蕎麦の記」/ 『壬戌紀行』 ほか)/ 第3章 蕎麦と笑い(蕎麦と川柳/ 蕎麦と小咄 ほか)/ 第4章 江戸から東京へ(幕末・明治 蕎麦模様/ 『味覚極楽』蕎麦ばなし ほか)

【著者紹介】
花房孝典 : 1946年、名古屋生まれ。作家・評論家。慶應義塾大学法学部卒業。雑誌『ホットドッグ・プレス』の創刊メンバーで同誌名の案出者。音楽や雑誌文化に造詣が深く、関連寄稿も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ようはん さん

    江戸時代の江戸における蕎麦の歴史と文化を紹介。いわゆる夜鷹蕎麦屋が夜の江戸における唯一の外食で故に江戸の街において意外な役割を果たしていた事や地方から江戸に出た人がざる蕎麦の食べ方を知らずに蕎麦に直接つゆをかける事が続出した等、色々な蕎麦に関するエピソードを知る事が出来た。

  • 田中峰和 さん

    関西で育ったので、子供の頃は麺類と言えば蕎麦よりうどんだった。「他の土地の水と蕎麦は褒めるべからず」が嗜みの言葉とされたのは、その土地には他に褒める物がないことを意味した時代があったからである。それでも、蕎麦は首都江戸の食の代名詞の一つとなり、「時そば」などのネタにもなっている。二八そばといえば、小麦粉2に対し蕎麦粉8が一般的だが、二に八を掛けて十六文という説もある。元々、蕎麦切りは蕎麦粉100%だったが、小麦粉を加えることで喉越しがよくなり、咬まずに早く食べられ、せっかちの江戸っ子に人気となったのだ。

  • あき さん

    時代小説には欠かせない、江戸の蕎麦屋や担ぎ蕎麦屋台についての本。川柳、落語、小咄、地口。色んな文献の蕎麦がよりどりみどり。蕎麦よりうどんの地域在住だけど、蕎麦が食べたくなってしょうがない。佐伯泰英氏の酔いどれ小籐次に出てきた、文化14年万八楼の大食い大酒飲み大会も出てきて面白かった。

  • Mirror さん

    蕎麦をたぐりながら

  • ふらい さん

    蕎麦の本。色々な文献から蕎麦のあれやこれやを紹介していて面白かった。蕎麦の豆知識を知りたい人にはオススメ。ただ、蕎麦屋は蕎麦の精に負けないよう良い酒を揃えているって話があったけど、江戸時代はお酒を水で薄めて売ってたと聞くので。単に蕎麦屋は酒を薄めないで売ってたんじゃないかなぁ?とそこだけちょっと気になった。中途半端に主観が混じってたり、同じ文章を複数回別々に引用してたり、文筆業ではない人が書いたのかなと思ってたら、もう何冊も本を書いてる人のようでびっくり。

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花房孝典

1946年、名古屋生まれ。作家・評論家。慶應義塾大学法学部卒業。雑誌『ホットドッグ・プレス』の創刊メンバーで同誌名の案出者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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