裁判員法廷

芦辺拓

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163267906
ISBN 10 : 4163267905
フォーマット
出版社
発行年月
2008年03月
日本
追加情報
:
20cm,243p

内容詳細

ある日、あなたのもとに届いた1通の「呼出状」。それがとんでもない日々の始まりだった…。二転三転する評議、そして事件の真相は。裁判員制度の仕組みや公判の流れがわかる、史上初の裁判員ミステリー。

【著者紹介】
芦辺拓 : 1958年生まれ。同志社大学法学部卒業。新聞社勤務の傍ら執筆活動に入り、90年、『殺人喜劇の13人』で第一回鮎川哲也賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ダイ@2019.11.2〜一時休止 さん

    森江春策の事件簿その16。裁判員裁判の短編集。久しぶりに弁護士らしい話。面白かったが主人公をあなたにする必要はあったのか?。

  • ちゃんみー さん

    こりゃなんだ!(◎_◎;)裁判員制度を題材にした小説だと思って読んでいると急に、『あなた』と自分が物語にいるかのように引き摺り込まれてしまい、なにやら気味が悪い感じ。これも作者の仕掛けなんでしょうけど、中途半端で私は受け付けられなかった。法廷ものなので小杉健治さんの書かれるような心揺さぶられるものをイメージしてましたが、心情の部分は全然なくって、結局最後は斜め読みになってしまいました。特徴ある弁護士も出てきて又、弁護士ミステリーっぽくもあって楽しめる人もいるんでしょうけど私にはダメでした。

  • yu さん

    koboにて読了。 裁判員裁判を題材にした3つの事件の短編集。冒頭から森江弁護士=中村梅雀さんのイメージだったが、最終話の「自白」でビンゴ! これ、テレビドラマを見てます、わたくし。ちょっとドラマと違う点(ドラマでは「傘」がキーワード)があったけど中々面白かった。ただ、ちょっとこの作品は読みづらいかもしれない。「あなた」という語り口で、読み手を登場人物に置き換えるところは必要なのだろうか。法廷ものを読むと、小杉健治さんの「絆」を再読したくなる。法廷ミステリでは私の中でぶっちぎりNo1なのだ。

  • のんぴ さん

    裁判員に選ばれたら、こんな風に被告人が犯人か観察して、裁判官たちとこんな風に些細な違和感から真相を追求して、真犯人を捕まえるのね、ってそんなことできるわけないでしょ!ミステリードラマじゃないんだから。証拠からすると疑いなく有罪に見えて、本当は違っていたら、良心の呵責にさいなまされそう。裁判員制度がつくづく恐ろしいと感じてしまった。

  • まるぷー さん

    地方裁判所の法廷を舞台にした短編3話。裁判員以外、裁判官と右左陪席と検事、弁護人は同一登場人物の設定で、6人目の裁判員を読者に想定して時折、筆者が読者に呼び掛ける法廷のハウツー形式のミステリー。一見、のほほんとした春江弁護士だが、最後に検察の証拠の盲点をつき無罪を勝ち取る。ミステリーとしても読み応えがあり面白かったが、もし自分が裁判員に召喚された時、そんな参考にもなりそう。法廷知識、「有罪であることを立証されるまでは無罪と推定」「有罪の立証責任は検察にある」「対質=当事者や証人を一堂にしての話し合い」

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人物・団体紹介

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芦辺拓

1958年大阪府生まれ。同志社大学卒。86年「異類五種」で第2回幻想文学新人賞に佳作入選。90年『殺人喜劇の13人』で第1回鮎川哲也賞を受賞し、デビュー。2022年『大鞠家殺人事件』で第75回日本推理作家協会賞および第22回本格ミステリ大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたも

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