裁判員法廷 文春文庫

芦辺拓

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167738020
ISBN 10 : 4167738023
フォーマット
出版社
発行年月
2010年05月
日本
追加情報
:
16cm,300p

内容詳細

ある日、あなたのもとに届いた一通の呼出状。それはあなたが裁判員候補者として選ばれたという通知だった。もちろん裁判など初めての体験。芒洋とした弁護士、森江春策と女性敏腕検事、菊園綾子が火花を散らす法廷で、あなたは無事評決を下すことができるのか。本邦初の“裁判員”ミステリー、ここに開廷。

【著者紹介】
芦辺拓 : 1958年、大阪生まれ。同志社大学法学部卒業。新聞社勤務の傍ら執筆活動に入り、86年「異類五種」で第2回幻想文学新人賞佳作に入選。90年『殺人喜劇の13人』で第1回鮎川哲也賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • coco夏ko10角 さん

    森江春策シリーズ。裁判員ミステリー、ということで今まで読んだ中で一番ちゃんと弁護士してる。もし自分が裁判員だったらこの登場人物たちのようにうまくやるのは難しいだろうなぁ。

  • おおかみ さん

    施行から早8年、すっかり社会に溶け込んだように思うが、当初はどうだったか。本書は制度開始を機に書かれた「裁判員制度を取り上げた、おそらく本邦初の小説集」である。/裁判員裁判には特有の面白さがある。本格ミステリとして書くにあたって相当苦労したことが窺えるが、侃侃諤諤の議論が交わされることによる興奮は、確かに伝わってくる。何より森江春策のキャラクターが見事ハマっている。

  • ろんぐ さん

    裁判員裁判を題材にした3編からなる短編集。読者が裁判に参加する視点で描かれます。視点が固定されていることや法廷内での証言と証拠のみに基づいて事件が再現されることで比較的あっさり目の謎解きになっています。3つ目は少し手が込んでいますが成功しているかどうかは…微妙なところです。とは言えどれも水準以上のお話で楽しめましたし、自分が裁判員となったらどうするだろう、と考えさせられました。

  • ハッチ さん

    ★★★★★裁判員制度を取り上げた短編集だが、凄く面白かった。法廷物はもともと好きだし、自分が裁判員に選ばれたら?と考えると、なかなか考えさせられる。

  • ひより さん

    「あなた」=読者が裁判員のひとりだという設定。そこまで違和感はなかったものの、そうする必然性もないかな?とも(・∀・;) それはさておき、読み出してすぐに「あれ?また借りちゃった?」…一作めの『審理』が、しばらく前に読んだアンソロジーに入っていたのだった。大体覚えていたけど楽しめたな。これが一番好き。全体的にあまりミステリ色は強くなく、森江さんの存在感もちと足りない感じだったのが残念。焦点がぼやけちゃったかな。裁判員制度について手に取るように分かったのはよかった。

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芦辺拓

1958年大阪府生まれ。同志社大学卒。86年「異類五種」で第2回幻想文学新人賞に佳作入選。90年『殺人喜劇の13人』で第1回鮎川哲也賞を受賞し、デビュー。2022年『大鞠家殺人事件』で第75回日本推理作家協会賞および第22回本格ミステリ大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたも

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