自然言語をめぐる秩序 言語化と概念化 開拓社叢書

船山仲他

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784758918299
ISBN 10 : 4758918295
フォーマット
出版社
発行年月
2020年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
235p;22

内容詳細

「言語表現」と推論が「個人概念a」と「個人概念b」の間に交わされることによって言語コミュニケーションが成立すると捉えるモデルを提案する。「言語表現」は形式と意味のペアによって、「個人概念」は概念によって構成される。話し手は、自身の概念を基に「言語表現」を産出(“言語化”)し、聞き手はその「言語表現」の意味を自身の「個人概念」に取り込む(“概念化”)。そのやり取りによって自然言語の秩序が成り立つ。

目次 : 第1章 言語コミュニケーションのモデル(言語コミュニケーションにおける“概念”と“意味”の相関/ 「相関モデル」対コードモデル/推論モデル ほか)/ 第2章 “言語化”とは(文法概念の位置づけ/ “言語化”における概念的なまとまり ほか)/ 第3章 “概念化”とは(言語処理のモデルvs.言語コミュニケーションのモデル/ “概念化”という“理解”の幅 ほか)/ 第4章 言語化と概念化の非対称性(言語産出の言語理解の一般的非対称性/ 「相関モデル」における非対称性 ほか)/ 第5章 同時通訳はなぜ可能か(手話通訳は同時通訳/ 同時通訳の特殊性と一般性)

【著者紹介】
船山仲他 : 1950年大阪府生まれ。1974年大阪外国語大学外国語学部ロシア語学科卒業、1976年京都大学大学院文学研究科修士課程言語学専攻修了、1979年同博士課程単位取得満期退学。京都工芸繊維大学助教授、大阪府立大学教授、神戸市外国語大学教授、学長を経て、神戸市外国語大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • こたろう さん

    自然言語を使って、相手(自分以外)に、自分の思考(概念)を理解させるには、どのようなプロセスを踏んでいるのかについて、著者の理論を記載した本。自己の中にある概念を自然言語を通じて、意味化するわけだが、必ずしも発話者の概念のまま通じるわけでは無く、聞き手の理解を通じて、聞き手の概念に変換される。言語理解への手がかりがありそうに感じたが、何度も同じ話が書いてあるように感じ、もう少し整理して本を構成して欲しかった。

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船山仲他

1950年大阪府生まれ。1974年大阪外国語大学外国語学部ロシア語学科卒業、1976年京都大学大学院文学研究科修士課程言語学専攻修了、1979年同博士課程単位取得満期退学。京都工芸繊維大学助教授、大阪府立大学教授、神戸市外国語大学教授、学長を経て、神戸市外国語大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行さ

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