里見八犬伝 21世紀版少年少女古典文学館

興津要

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062827713
ISBN 10 : 4062827719
フォーマット
出版社
発行年月
2010年03月
日本
追加情報
:
20cm,307p

内容詳細

親しみやすい現代文で古典の世界を再現し、日本の古典文学に初めて出会う子どもの理解を助ける、児童向け古典文学全集の決定版。本巻は、正義の八犬士の波瀾万丈の物語を描く「里見八犬伝」を収録。

【著者紹介】
栗本薫 : 1953年、東京都に生まれる。早稲田大学文学部卒。1977年、中島梓の名義で群像新人賞(評論部門)を受賞してデビュー。『ぼくらの時代』で江戸川乱歩賞、『絃の聖域』で吉川英治文学新人賞を受賞する。SF・推理小説・時代小説・評論と、変幻自在の作家活動を展開し、なかでも「グイン・サーガ」シリーズは、全130巻という前人未到の長編となった。2009年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • kagetrasama-aoi(葵・橘) さん

    栗本薫氏バージョンの「里見八犬伝」。滝川馬琴の「南総里見八犬伝」の現代文の抄訳です。日本の伝奇小説の原点と言えると思います。栗本氏の生き生きとした語り口が華やかな楽しい読み物になっていて、飽きさせません。“芳流閣の場”辺りまでがメインです。犬塚信乃と犬飼現八が屋根の上で決闘するあの場面です。原作がとても長いので、六犬士が廻り会うまでの抄訳、その後はざっと粗筋で終わりまで。全編栗本氏訳で読みたかったです。学生時代、原文で読みましたが流石に今はそんな元気無いし(^o^)。図書館で全訳本探して読もうかな。

  • りんご さん

    江戸時代の読本作家・曲亭馬琴先生の「里見八犬伝」!ファンタジーもののご先祖さまって感じ。ごく導入部のみだが、じゃんじゃんイベントが発生する。少年少女向けに書かれており読みやすい。現代語と言いつつ「あなや」「ままよ」などの言い回しが楽しく、思わず音読したところ、どの文章もテンポ良く、講談師気分が味わえました。

  • ちゃま坊 さん

    物語の舞台は室町時代の関東。書いた馬琴先生は江戸後期の人。水滸伝やドラゴンボールで思い出すおなじみの古典。国芳や芳年の浮世絵展ではよく題材になっている。文:栗本薫 さし絵:佐伯俊男 監修:司馬遼太郎、田辺聖子、井上ひさし この古典文学館シリーズ、昭和世代にとってはなんという豪華な執筆陣だろう。図書館の児童書コーナーにあるのだが、新品同様で今の子供たちにはあまり読まれていないようだ。芳年を思わせるちょっとグロいイラストが良い。

  • マツユキ さん

    児童書で『里見八犬伝』。お話はなんとなく分かる。滝沢秀明さん主演のドラマを見たような…。 里見家の伏姫、八房の物語。飛び散った八つの文字が刻まれた、八個の玉の行方。出会う犬士たち。 長い長い物語の冒頭部分なんですね。まだ全員揃っていない。それでもかっこいい犬士たち。小文吾、できる。エピソードが次々と。子供向けで、あっさりだけど、しっかり。ここで終わりなんて〜。他の『里見八犬伝』も読んでみよう。 『足利の血脈』を読んでいて、時代背景が分かりやすかったです。ありがとう。

  • 金平糖 さん

    桜庭一樹さんの「伏」を読み、少しでも原作に触れたいと思ったのですが、長いし古文も苦手なことから児童向けの作品の方が私のニーズにあっていると、探したところ本書を見つけました。訳者が栗本薫さんだったので間違いないだろうと選び、大正解。 『おはなしとして一番はなやかで面白い「芳流閣の場」の前後までを中心として小説としてまとまったものにしあげることを目的にし、残りの部分は「あらすじ」としてつけることにしました』と「あとがき」に記されています。充分に面白く一気に引き込まれました。

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興津要

1924年生まれ。早稲田大学文学部国文学科卒業。早稲田大学名誉教授。専攻は近世文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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