移民とAIは日本を変えるか

翁邦雄

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784766426113
ISBN 10 : 4766426118
フォーマット
発行年月
2019年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
翁邦雄 ,  
追加情報
:
209p;20

内容詳細

救世主か、破壊者か?21世紀に入り、人口減少に転じた日本。早くから日本経済の長期低迷の要因の一つとして人口構造の変化に着目すべき、と唱えていた著者が、現代日本の喫緊の課題として昨今俄然クローズアップされてきた人口減少下の日本社会の変容を、移民とAI(人工知能)に焦点を当てて丁寧に解いていく注目作!

目次 : 第1章 金融政策の限界―プロローグ/ 第2章 人口ペシミズムと将来人口推計の確実性/ 第3章 移民あるいは外国人労働者の経済的影響/ 第4章 移民の社会的影響―欧州の経験/ 第5章 移民の社会的影響―日本の現状/ 第6章 事例研究:ベトナムとの関係/ 第7章 AIは労働者を無用にするか―人口ペシミズムへの第三の異論/ 第8章 AIと移民の共通点・相違点/ 第9章 AI・移民問題についての今後の課題

【著者紹介】
翁邦雄 : 1951年生まれ。74年、東京大学経済学部卒業、日本銀行入行。83年、シカゴ大学でPh.D.取得。以後、筑波大学社会工学系助教授、日本銀行調査統計局企画調査課長、企画局参事、金融研究所長等を経て2006年、中央大学研究開発機構教授に就任。09年京都大学公共政策大学院教授。17年より法政大学大学院政策創造研究科客員教授、京都大学公共政策大学院名誉フェロー。著書に、『期待と投機の経済分析』(東洋経済新報社、1985年、日経・経済図書文化賞受賞)、『経済の大転換と日本銀行』(岩波書店、2015年、石橋湛山賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • こうじ さん

    移民は代替的か補完的かとか、単純労働者と高度労働者(思えばすごい分け方だ)の違いとか、まぁ、いろんな角度から捉えた本。ただ、この問題は経済や金融、安全・防衛、文化や言語、教育その他、様々な視点で考えなくては行けないのは紛れもない事実。日本が考えるべきことは、AIと共存することによる賃金の引き上げや、移民やその子の世代を含めた質の高い教育環境の用意っていうのは素直に同意。としたときに、政府の役割は何なんですかね。

  • 秋風 さん

    近年、出生率の低下のもと生産年齢人口が減少、有効求人倍率がバブル期に接近しこれを超え、外国人労働者.移民問題への関心が高まり2018年にそれに関する法案も成立し交付された。ドイツを例にとり現状が我が国でも当てはまるかを外国人による犯罪や国際結婚等について考察。我が国の外国人労働者はベトナムとネパールが近年顕著に増加。日本語と日本社会についての教育の重要性は高いが外国人子弟教育体制は立ち遅れている。著者は30年前から問題視していたが、リーマンショックで日本経済は立ち行かなくなり議論が先延ばしされたとの事。

  • kaz さん

    多様な文献、データをふまえて人口動態、移民、AIの日本の将来への影響を論じている点は、いかにも著者らしい。しかし、主張を見る限り、そこまで様々な論文を紹介する必要があったのか、少し疑問が残る。論点は、日本の将来推計人口、移民あるいは外国人労働者の経済・社会的影響(労働者の賃金、外国人犯罪、国際結婚、同化、宗教)、AIは労働者を無用にするか、AIを活かすための課題、移民を受け入れていく体制づくり。

  • achilles_tortoise さん

    日本における移民のマグニチュードは、人口動態を左右しうるものだとの認識はなかった。Borjasらの論文を基に、ドイツにおける移民、日本におけるベトナム移民などについて、いろいろな方面から検討されており、興味深い。最後にはAIの役割について若干記載されているが、こちらはスタンダードなものであまり発見はなかった。

  • bonobono14 さん

    日本人が移民は同化を希望していると考えている割合が他国より高いという調査結果に驚いた。

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