走ル

羽田圭介

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309018584
ISBN 10 : 4309018580
フォーマット
出版社
発行年月
2008年03月
日本
追加情報
:
20cm,156p

内容詳細

物置で発掘した緑のビアンキ。その自転車で学校に行った僕は、そのまま授業をさぼって、ひたすら北へと走る…。「21世紀日本版「オン・ザ・ロード」」と評された、文藝賞作家が贈る青春小説。

【著者紹介】
羽田圭介 : 1985年生まれ。2003年、高校在学中に、「黒冷水」で第40回文藝賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 優希 さん

    余計なものは何もない、シンプルさを感じました。あるときから自転車でただひた走る。授業を休み、孤独な疾走が続きます。自然を見つめるわけでもなく、自分の人生や未来を考えることもなく、ひたすら自転車をこぎ続けているのです。向き合うのは自分の筋肉のみというのが何だかリアルでした。そして走る姿に臨場感を感じます。でも、そこにあるのは日常からの離脱。そして何食わぬ顔で日常に戻っていくのですね。人はふと突然何も考えず、無意味な行動に出たくなる衝動に駆られるのかと思わずにはいられませんでした。

  • mmts(マミタス) さん

    高校生目線だし、この作家さんは多分、こんな風に携帯を使った青春時代だと思いますが、この主人公が一番自分勝手じゃないでしょうか。彼女が居るくせに、ちょっとした幼馴染?にメロメロになっている感じですし。しかし、彼女と仲良くしている男友達には嫉妬しているし、あまりに自分勝手だと思いました。ある意味、典型的な高校生かもしれませんが、ちょっとした中途半端な性的な描写にはガッカリしました。幼馴染に彼氏が居ると分かれば、あっと言う間に強引に彼女に会いたがるし。わざとチャラチャラした文体だと思いたいですが。辛口、失敬。

  • サトシ@朝練ファイト さん

    読んでる最中にいろいろ思い出した。高2の夏休みに静岡まで自転車で家出した同級生、焼津までの往復400kmを日帰りで走破したI君、主人公にそっくりなのがN根君かな。マラソンの経験者はロードでも速いんだろうな。

  • にゃおこ さん

    最近考えすぎ、感じすぎっぽいの読んでたから、いい感じに中和された感じ。高2男子の衝動、行動、教訓なし、ヨシ。

  • きいろ さん

    よくわかんないなー。なんで行くつもりもないのに約束するのか?なんで彼女には言わないのに、他の子には言うのか?なんでパンツ履かないのか?陸上やってたからって何日も自転車で走り続けられるものなのか?疑問符いっぱい。途中で終わったけど、彼女と会ってどうすんのかな?学校も家も友達も。どうすんのかな。

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人物・団体紹介

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羽田圭介

1985年東京生まれ。高校在学中の2003年、『黒冷水』で文藝賞を受賞してデビュー。2015年『スクラップ・アンド・ビルド』で芥川賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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