考える力 だいわ文庫

羽生善治

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784479305934
ISBN 10 : 4479305939
フォーマット
出版社
発行年月
2016年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
221p;15

内容詳細

常に将棋界のトップを走り続ける棋士・羽生善治は、なぜ勝ち続けられるのか。コンピューターになくて人間にあるものに始まり、時代とともに変化する将棋のセオリー、経験を積み重ねるなかで培った勝負哲学、集中の仕方、記憶の引き出し方、努力を継続する力まで、進化し続ける秘訣を脳科学者・茂木健一郎が解き明かす!二人の異才が、自分の頭で考えることの楽しさ、大切さを語り尽くした刺激的な対話集!!

目次 : 第1章 「知性」とは何か/ 第2章 「進化」とは何か/ 第3章 「美意識」とは何か/ 第4章 「勝ち負け」とは何か/ 第5章 「考える」とは何か/ 文庫特別収録 脳と将棋

【著者紹介】
羽生善治 : 1970年埼玉県生まれ。将棋棋士。小学2年生より将棋を習いはじめ、1985年には史上3人目の中学生棋士となる。1996年には七冠の偉業を達成。棋界のみならず広く世間の注目を集めた。その後も次々と記録を塗り替え、常に棋界をリードし続けるスーパースターである。永世名人、永世王位、名誉王座、永世棋王、永世棋聖、永世王将

茂木健一郎 : 1962年東京都生まれ。脳科学者。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻課程修了。理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て現職。「クオリア」(感覚の持つ質感)をキーワードとして脳と心の関係を研究している。『脳と仮想』(新潮社、第4回小林秀雄賞受賞)『今、ここからすべての場所へ』(筑摩書房、第12回桑原武夫学芸賞受賞)ほか著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • はるき さん

    将棋が分からない私にも分かる話でした。難しい話は、かみ砕きが大事です。でも、脳がどんどん元気になる、は言い過ぎかな。

  • チャー さん

    プロ棋士と脳科学者という考えるプロ二人が、思考することについて対談した内容を綴った本。脳の構造や感情の働きと、実際に考えて指すまでに至るプロセスを記した内容は大変興味深い。AIが進化し将棋で使われる場面も多いが、人が思考して生み出す棋譜は常に効率的な勝利を求めたものではなく、独特の美学や創造性、あるいは緩急、駆け引き等が反映されているという指摘は確かにと感じた。計算で出たルートは確実に間違えないであろうが、それは勝ちを追求した組み合わせ総当たりにより算出される。人が指せない手を見直す良い気づきであった。

  • Tsuka さん

    五十手先を読む棋士の頭はどうなっているのでしょう…

  • kasumi さん

    大好きな羽生さんと茂木さんの対談。頭の良い方同士なの(だから?)とてもわかりやすい表現が多い。羽生さんがサラリと当たり前のように努力(学ぶ)されているのが素敵です。努力って当たり前のことなんだなぁ〜 適度にミスがあった方が見ていて面白い勝負になる。ミスって面白い。そこに人間が表れる。ってとこがあって、私って面白い人生なんだ!と楽しくなった(^^)

  • ぼいど さん

    タイトルは「考える力」ですが、そこは時代を反映してか、コンピューターによる人工知能の研究を念頭に置いたうえでの「知性」とは何か、とゆー話が主となってる対談。羽生さんが自分だけで書いた本なども何冊かは読んだことはあるのですが、やっぱり彼は学者でもエッセイストとかでもないので、こーして対談形式にした方が、色々引き出されて面白いなぁと思います。茂木さん自身も多少は将棋をご存じなのもあるのでしょうが、羽生さんの対談でここまで噛み合った内容に仕上がってるのは正直今まで見たことがないです。これは良本。

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人物・団体紹介

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羽生善治

1970年9月27日、埼玉県所沢市生まれ。1982年、関東奨励会に6級で入会。1985年12月、プロ四段に。1989年、19歳で竜王獲得。これが初タイトルとなる。以降、数々のタイトルを獲得。1996年には、当時の七大タイトル(竜王・名人・棋聖・王位・王座・棋王・王将)全冠独占の快挙を成し遂げる。20

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