よれよれ肉体百科

群ようこ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163902616
ISBN 10 : 4163902619
フォーマット
出版社
発行年月
2015年05月
日本
追加情報
:
286p;18

内容詳細

せんべいを食べながらふと鏡を見たら、口のまわりに皺が! 夏の猛暑には、今までにかいたことのない汗が頭皮からあふれる。小唄の稽古に行けばなぜかノドが「えろえろ」し始め、テレビを見ても衰えた聴力では、若い女性の甲高い早口が「るれるれるらるら」としか聞こえない……。
「こうやってどんどん身体は衰えていくのね」とがっかりしても、心配しすぎて脳にマイナス要素を植え付けるのはかえってよくない。
ほうれい線だのゴルゴ線だの、顔のシワに新たな名前をつけて中高年を脅す美容界には屈せず、朝は「おはよう、ゴルゴ」とシワに向かって不敵にほほ笑む。手の甲、膝、腹、へそなど、身体各部56か所別に、エッセイで開き直り方教えます!

【著者紹介】
群ようこ : 1954(昭和29)年東京都生まれ。1977年日本大学芸術学部卒業後、広告代理店、編集プロダクションなどを経て、本の雑誌社入社。エッセイを書き始める。1984年『午前零時の玄米パン』でデビュー。その後、作家として独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • モルク さん

    身体の老いや衰えを自虐的にユーモアを交えて語る。よくわかります!もう自分の顔は、目が近くも遠くも見えないせいであまりじっくり見る機会はないが、たまに顔剃りでもやろうと思い立ったものの、間近にそしてアップで我が面を見てビックリ。美容院で頭にタオルを巻かれむき出しの顔を明るいライトのもとで見てまたビックリ。でも、この本を読んで加齢は当たり前、気楽につきあっていこう!という気になった。あらまあ、同志ね!と大笑い。

  • 美登利 さん

    10才年上の群さん、私もあるある!と共感する部分がほとんどでした。自分のことはあまり関心が無い群さんからすると、私はもう少し気にしてるかな。適度に見苦しくないように、老化して行きたいとは思っています。そのためには多少努力は必要だろうね。シワは最近はもう諦めたけど、鏡で自分を見てもさほど感じないことも、写真を撮ると分かるのは、すごく納得。子泣きじじいには笑ってしまった!群さんと同じ一重で平たい顔の私も同じ道を進むのか、ああ怖い!

  • kayak-gohan さん

    どんな女性も歳を取れば相応に身体のあちこちが変化するもの。老化と言ってしまうと悲しいけれど、自然流で開き直れば怖いものなし。危険があふれる家の中、ぶつけた足の小指に「ぐあああー」と叫んでも、垂れ下がるお腹もお尻もなんのその。アイラインの濃さよりも鼻の下が気にかかる、ほどよいユルさは筆者ならではの余裕。あるある感いっぱいで、笑いのツボを刺激する。公共の場所で読むときはご注意のほど(^0^)/

  • yomineko@ヴィタリにゃん さん

    読み友さんからのご紹介の「おかめなふたり」を読んでから、大の群さんファンに✨還暦を迎え、あちこちに色々と症状が出るも、余り意に介していない様子が男前な群さんが素晴らしい🙌私も群さんと同様、メイク用品を買うだけで満足するタイプ。こんな面白い人生を歩む大人になりたいです。とっても面白かった!!!

  • Ikutan さん

    そりゃまぁ、確かに、どんどんヨレヨレになってきてるのよね。還暦を迎えた群さんが、我が身の変化や気になる情報を淡々と綴ったエッセイ。どれも、そうなのよね〜と頷くことばかり。シミ、シワ、たるみ、手の甲や髪の毛、歯の悩み。そうそう、私も、足の小指をぶっつけて骨折したことあるわ(笑)一歩引いて開き直っているところが群さんらしくて好ましい。女性ばかりかと思ったら男性も色々あるのね。筋肉パッド付き肌着を脱いだとたんに・・は笑ったよ。ちょっとは努力はせなあかんなぁと思いつつ、皆、同じなのねと安心する安易な私でした(笑)

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人物・団体紹介

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群ようこ

1954年、東京都生まれ。日本大学芸術学部卒業。広告代理店、商品企画会社を経て、「本の雑誌社」勤務の傍ら、エッセイ『午前零時の玄米パン』を84年に発表、注目を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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